ホームページが古いとお客さんはこう思って離れていく|気づかれない機会損失の正体

問い合わせしなかった人は、何も言わずに去る。
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「特に問題は起きていない」

放置しているホームページを持つ会社の多くが、そう思っています。

でも本当にそうでしょうか。

問い合わせしなかった人は、何も言わずに去ります。

応募しなかった人も同じです。

会社側には何のデータも残らない。

「問題が起きていない」のではなく、「気づけていない」だけかもしれません。

この記事では、消費者・求職者として実際に経験した話をもとに、放置されたホームページが静かに生み出している機会損失の正体をお伝えします。

目次

応募しようとしたら、会社のことが何もわからなかった

以前、ある小売店の求人に応募しようとしたことがあります。

店舗のサイトはありました。

商品情報や営業時間は載っている。

でも、会社としての情報がほとんどなかったのです。

どんな会社なのか。

どんな人が働いているのか。

代表はどんな人なのか。

求職者がまず確認したいことが、何も見つからない。

「応募して大丈夫だろうか」という不安が拭えなくて、結局その会社への応募をやめました。

その会社は今でも、私が応募をやめた理由を知りません。

求人広告の反応が悪かった、という記録だけが残っているだけです。

お客さん向けの情報と、求職者が見たい情報は全然違う

この話で気づいたことがあります。

多くの中小企業のホームページは、お客さん向けの情報しか載っていない。

商品・サービスの紹介、店舗情報、問い合わせフォーム。

これはお客さんには必要な情報です。

でも求職者が見たいものは違います。

  • この会社はちゃんとした会社か
  • どんな人が働いているのか
  • 会社の雰囲気はどうか
  • 長く続いている会社か

これが見えないと、求職者は不安で動けません。

求人広告にお金をかけても、ホームページで落としているケースは実はかなり多い。

実際、求職者の8割以上が応募を検討するタイミングで企業のホームページを確認しているというデータがあります。(マイナビキャリアリサーチLab「ホームページに関する意識調査」2018年

その8割が訪問したときに、会社の情報がない・古いままだとしたら、どれだけの応募機会を逃しているか⋯。

気になる会社のサイトが「止まっていた」ので、別の会社に連絡した

採用の話だけではありません。

サービスや商品を探しているとき、気になる会社のホームページを開いたら、お知らせが2〜3年前で止まっていた⋯

そういう経験が誰にでもあるはずです。

そのとき、こう思います。

「今も営業しているのかな」「問い合わせしても大丈夫だろうか」

不安になって、そのまま別の会社に問い合わせをしました。

これも同じです。

その会社には、私が来て去ったという記録すら残っていません。

「問い合わせが少ない」という結果だけが残る。

古いデザインは、0.5秒で信頼を失う

論理の話ではなく、感覚の話です。

人はホームページを開いてから約0.5秒で、信頼できるかどうかを判断すると言われています。

その判断に使われるのは、文章の内容ではなくデザインの印象です。

古いフォント、崩れたレイアウト、スマホで見づらい表示⋯。

それだけで「この会社、大丈夫かな」という感覚が生まれる。

内容を読んでもらう前に、離脱されている。

そういうケースがホームページ放置には起きています。

なぜ会社側は気づけないのか

ここが一番厄介なところです。

問い合わせしなかった人、応募しなかった人のデータは、どこにも残りません。

GA4やSearch Consoleで見えるのは「来た人」の情報だけ。

「来たけど去った人」の理由まではわかっても、「来なかった人」の理由は永遠にわからない。

だから「ホームページのせいで機会を逃している」という事実に、なかなか気づけない。

「問題が起きていない」という感覚は、問題が見えていないだけかもしれません。

実際に「ホームページだけで採用が回っている」会社がある

自分が支援しているクライアントに、採用を目的にホームページを運用している会社があります。

その会社は1〜2年に1回、プチリニューアルを続けています。

大掛かりな作り直しではなく、情報を最新に保ち、見た目を少しずつ改善していく。

それだけです。

結果、今はホームページだけで採用が回るようになりました。

求人広告は一切使っていません。

求人広告の費用は媒体によりますが、1回の掲載で数万〜数十万円かかることもある。

それがゼロになっている。

ホームページへの投資対効果として、これはかなり大きい。

まず確認すべき3つのこと

大掛かりなリニューアルをいきなりやる必要はありません。

まず現状を確認するところから始めましょう。

1. お知らせの最終更新日

1年以上更新がなければ、訪問者に「止まっている会社」という印象を与えている可能性があります。

2. スマホで自社サイトを開いてみる

文字が小さい、ボタンが押しにくい、レイアウトが崩れている⋯。

パソコンでは気づかない問題がスマホだと見えます。

今やアクセスの過半数はスマホからです。

3. 採用ページに会社の情報があるか

求人を出しているなら、求職者が「この会社どんな会社か」を確認できる情報が必要です。

代表の顔、社員の声、会社の雰囲気。

これがないと、求人広告にお金をかけても応募につながりにくい。

まとめ

放置されたホームページが生み出す機会損失は、静かで見えにくい。

だからこそ後回しにされやすい。

でも問い合わせをやめた人も、応募をやめた人も、何も言わずに去っています。

その人たちの存在に気づくことが、ホームページ改善の第一歩です。

「今すぐ困っていない」と「改善しなくていい」は、まったく別の話です。


Webサイトはあるのに、問い合わせが来ない・採用がうまくいかないと感じている場合、原因がホームページにある可能性があります。

SALUTAMでは現状のサイト診断から改善の優先順位付けまでサポートしています。

まずはお気軽にご相談ください。

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