
自社のホームページ、最後にスマホで見たのはいつですか?|お客さんとあなたは別の画面を見ている

ホームページが大事なのは分かっている。
でも、つい後回しにしている。
そういう経営者の方、多いと思います。
本業が忙しいし、Webのことはよく分からないし、何から手をつければいいかも分からない。
気づけば、作ったときのまま何ヶ月も放置している。
責めているわけではありません。
気持ちはよく分かります。
だからこそ、知識ゼロで、今日1分でできる「最初の一歩」を提案させてください。
自分のスマホで、自社のホームページを開いてみる。
たったこれだけです。
でも、これをやった経営者の多くが「えっ、こんなことになってたの」と気づきます。
目次
あなたはPCで見て、お客さんはスマホで見ている

ホームページを作るときも、たまに確認するときも、たいていパソコンの大きな画面で見ていませんか。
ですが、あなたのお客さんの多くは、スマホで見ています。
私が今支援しているクライアントで言うと、小売、障害者施設、アミューズメント施設、リサイクル業⋯。
どの業種も、サイトへのアクセスの8〜9割がスマホからです。
お客さんはほぼスマホで見ている、と言っていい数字です。
なのに、経営者本人はPCでしか確認していない。
つまり、自分が見ている画面と、お客さんが見ている画面が違う。
ここに、後回しにしている間に積み上がっている問題が隠れています。
スマホで開くと、こうなっていることがよくあります

PCで見ているとキレイに見えるサイトでも、スマホで開くと別物だった、というのは本当によくある話です。
現場で繰り返し見てきた「あるある」を、チェックリスト代わりに挙げていきます。
文字が多すぎて、スクロールが終わらない
PCの横長画面では収まっていた文章が、スマホの細い画面ではひたすら縦に続きます。
読む前に疲れて離脱されます。
要素が画面からはみ出している
ボタンや画像、表などが画面の幅に収まりきらず、横にはみ出してしまう。
お客さんから見ると「なんか崩れてるな」という印象になります。
画像の中の文字が小さすぎて読めない
バナーやチラシ画像をそのまま載せていると、スマホでは文字が潰れて読めません。
大事な情報が画像の中にあると、まったく伝わらないまま閉じられます。
表示が重い
画像が大きすぎたりすると、スマホでは開くのに時間がかかります。
お客さんは数秒待たされるだけで、開く前に閉じてしまいます。
ボタンが近すぎて、押し間違える
指で操作するスマホでは、ボタン同士が近いと押し間違えます。
マウスで正確にクリックできるPCでは気づけない問題です。
申込み・問い合わせフォームへの行き方が分からない
「で、どこから問い合わせればいいの?」とお客さんが迷う。
ボタンが目立たない、メニューの奥に隠れている、という状態は、せっかくの見込み客をそのまま逃します。
問い合わせ・申込みフォームが複雑すぎる
たどり着けても、入力項目が多すぎたり、操作しづらかったりすると、スマホでは途中で離脱されます。
一番もったいない、ゴール直前での取りこぼしです。
フォームのどこでお客さんがつまずくのかは、『アクセスはあるのに問い合わせが来ない会社がやりがちなフォームの6つのミス』で詳しく解説しています。
これらはどれも、PCの大きな画面で見ているうちは気づきにくいものばかりです。
スマホで開いて初めて見えてくる粗です。
今日できる最初の一歩

難しいことはしません。
スマホを手に取って、自社のホームページを開いてください。
そして、トップページから問い合わせ(または電話・予約)まで、お客さんになったつもりで一度たどってみてください。
見るポイントは、これだけで十分です。
- 文字がぎっしり詰まっていて、読むのがつらくないか
- 画面から、はみ出している部分はないか
- 開くのに時間がかかって、イライラしないか
- 電話番号や問い合わせボタンが、すぐ押せる場所にあるか
専門知識はいりません。「お客さんとしてストレスを感じないか」だけ見ればOKです。
一つでも引っかかったら、それがお客さんを逃している原因かもしれません。
ただし、思い込みは禁物。自社の数字を見る

ここで一つ、大事な注意点があります。
「お客さんはスマホで見ている」と言いましたが、これも業種やサイトによって違います。
たとえばSALUTAM自身のサイトは、アクセスの約75%がPCからです。
法人向けのサービスで、仕事中にPCで調べる人が多いからです。
こういうサイトでスマホばかり気にしても、優先順位がずれてしまいます。
だから、思い込みで動く前に、自社の実際の数字を確認するのがおすすめです。
Googleアナリティクス(GA4)を入れているなら、「テクノロジー」→「概要」から、どのデバイスで見られているかが分かります。
モバイルからのアクセスがほとんどなのに、PC画面ばかり見て一生懸命に動きをつけたり改善したりしていても、時間がもったいない。
お客さんが見ている画面から直す。
順番はここです。
アクセス解析の見方そのものに不安があれば、『【初心者】ホームページのアクセス解析は何を見る?』も参考にしてください。
直すだけで、サイトは見違える

安心してほしいのは、こうした問題の多くは、大がかりな作り直しをしなくても改善できることです。
文字量を整理して読みやすくする、はみ出している要素を画面幅に収める、重い画像を軽くする。
この程度の修正でも、スマホでの見え方は驚くほどキレイになります。
お客さんが受ける印象が変わり、「ちゃんとした会社だな」と思ってもらえるようになります。
古いまま放置されたサイトが、お客さんにどう見えているかは『ホームページが古いと、お客さんはこう思って離れていく』にも書いています。
まとめ:まずは開いてみることから
今日お伝えしたことは、シンプルです。
- お客さんの多くは、あなたがPCで見ているのと違う「スマホの画面」を見ている
- スマホで開くと、文字の詰まりすぎ・要素のはみ出し・表示の重さに気づくことが多い
- まずは自分のスマホで自社サイトを開き、お客さん目線でたどってみる
- ただしデバイスの比率は業種・サイトで違うので、GA4で自社の数字も確認する
- 多くは小さな修正で見違える
後回しにしていたホームページも、まず一度スマホで開いてみるだけで、何が問題なのかが見えてきます。
それが、止まっていたものを動かす最初の一歩になります。
スマホで見て「これはマズい」と気づいたけれど、どこをどう直せばいいか分からない、本業が忙しくて手が回らない⋯。
そう感じたら、その時点でSALUTAMにご相談ください。
何から直すべきか、優先順位をつけるところから一緒に考えます。
まずはご自身のスマホで開いてみることから始めてみてください。