Googleビジネスプロフィールの投稿は順位に効くのか|投稿2回で1位になった店の話

投稿2回で1位。GBPの投稿、本当の使いどころ
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「Googleビジネスプロフィールは、定期的に投稿しないと順位が上がらない」

MEO関連の記事を読むと、ほぼ必ずこう書いてあります。

投稿の鮮度をGoogleが評価する、毎週更新しないと埋もれる、だから投稿代行を⋯。

という流れです。

でも、私が運用しているある店舗は、投稿はこれまでにたった2回しかしていません。

それでいて、地域名と業種を組み合わせた検索で、Googleマップの店舗一覧の一番上に表示されています

「定期的に投稿しないと上がらない」という話と、明らかに噛み合っていません。

7社の店舗・企業のWeb運用を続けてきて、私が出した結論はこうです。

投稿は順位を上げる道具ではない。

投稿には別の、もっと効く使いどころがある。

この記事では、その中身を実例で書きます。

目次

「投稿しないと順位が上がらない」は本当か

まず、業者やMEO記事がよく言う主張を整理します。

  • 定期的に投稿するとプロフィールの鮮度が上がる
  • Googleが「新しい情報を出しているアカウント」として評価する
  • だから投稿を続けないと順位が上がらない

理屈としてはもっともらしく聞こえます。

でも、私の手元の事実はこれと合いません。

前述のとおり、投稿2回で店舗一覧の1位です。

もし「投稿の量=順位」なら、月に何本も投稿している競合店に抜かれているはずですが、そうなっていません。

少なくともこの店では、投稿の量と順位は連動していません。

正直に歯止めをかけておくと、この店が出てくる検索は競合がそれほど多くないニッチな業種です。

だから「投稿2回で1位だった=投稿は誰にとっても無意味」とまで一般化するつもりはありません。

ただ、これだけははっきり言えます。

「投稿を量産しないと上位に立てない」という前提は、うちのケースでは成り立たなかった。

投稿頻度と順位がきれいに連動した実感も、7社を見ていてありません。

では、順位を作っているのは何なのか。

順位を作っているのは投稿ではなかった

やっているのは、投稿ではなくレビュー対応

この店で私が実際にやっているのは、投稿の量産ではありません。

メインはレビュー(口コミ)への対応です。

具体的には、こんなルールで返信しています。

  • 高評価のレビューには、当日中に返信する
  • 他のお客様に誤解を与えそうな内容にも、当日中に対応する
  • 感情的な内容には、少し時間を置いてから冷静に返信する

このレビュー対応の中身は、別記事で詳しく書いています。

順位を作っている要素を断言することはできません。

Googleのアルゴリズムは公開されていないからです。

ただ、投稿をほとんどしていないのに上位にいて、やっていることがレビュー対応と基本情報の整備だけという事実を見れば、順位を支えているのは投稿ではなく、こちら側だと考えるのが自然です。

「Webサイトの更新」と「GBPの投稿」は別物

ここで一つ、混同しやすい点を整理しておきます。

「Webサイトのコンテンツを定期的に更新すること」と、「GBPに投稿すること」は、まったく別のものです。

Webサイトのほうは、更新がSEOに効きます。

実際に、別のサイトで買取価格の一覧表を毎週更新し続けたところ、オーガニック流入が大きく伸びた事例があります。

ページの中身が増え、情報の鮮度が上がるからです。

こちらは「更新を続けるほど効く」で正しい。

一方、GBPの「投稿」は、お知らせを流すだけの機能です。

投稿してもプロフィール本体の情報が増えるわけではなく、一定期間が過ぎるとアーカイブされて表示されなくなります。

Webサイトの更新とは仕組みが違うので、同じ感覚で「投稿の頻度を上げれば順位が上がる」と考えると空振りします。

うちで投稿の量と順位が連動しなかったのは、これが理由だと考えています。

投稿の本当の使いどころは「先回りでクレームを防ぐ」こと

ここからが、この記事で一番伝えたいことです。

投稿は順位を上げませんでした。

でも、まったく別のところで、はっきり効果が出たのです。

混雑時間を告知したら、クレームレビューが減った

実際に投稿した内容

ある店舗で、混雑する時間帯を投稿で先に告知しました。

すると、混雑に関するクレームのレビューが目に見えて減りました。

理由はシンプルです。

来店前のお客様が、投稿を見て「この時間は混むんだな」と分かるからです。

混む時間を避けて来てくれたり、混雑をあらかじめ覚悟して来てくれたりする。

「思っていたのと違う」というギャップが生まれにくくなるので、低評価のレビューにつながりにくくなります。

これは特にオープン直後に効きます。

開店したばかりの頃は、お客様がその店の実態をまだ知りません。

何も情報がないまま来店して、混雑や待ち時間に面食らって、そのまま低評価レビューを書く⋯。

という流れが起きやすい時期です。

だからこそ、早めに「混みます」「この時間は待ちます」と先に出しておくと、お客様が参考にしてくれます。

投稿は「順位の道具」ではなく「先回り告知の道具」

ここに、業者が構造的に書けない角度があります。

MEO業者は投稿を「順位対策・集客の道具」として売ります。

でも、私が実際に投稿で得た効果は、順位でも新規集客でもなく、クレーム(=低評価レビュー)の予防でした。

投稿は、Googleに向けて鮮度をアピールする道具ではありません。

来店前のお客様に、知っておいてほしいことを先回りで伝える道具です。

そう捉え直すと、何を投稿すべきかが一気にはっきりします。

  • 混雑する時間帯
  • 臨時休業や営業時間の変更
  • 駐車場やアクセスの注意点
  • 季節や時期で変わる案内

どれも「順位を上げるため」ではなく、「来てから困らせないため」の情報です。

これらは結果的にレビューの質を守り、それが信頼につながっていきます。

写真は、全部プロに頼まなくていい

もう一つ、業者がよく勧めてくることに「写真はプロに撮らせるべき」というものがあります。

これも、全部が全部そうとは限りません。

外観や内観、スタッフの写真は、スマホで自分で撮ってアップロードすれば十分です。

高い撮影費をかける必要はありません。

ただし、線引きは必要です。

料理や商品そのものの見栄えが集客を左右する業種。

飲食店や物販などは、メインの被写体だけはプロに頼む価値があります。

ここを無理に自分で済ませると、かえって損をします。

逆に言えば、それ以外の写真は自分で撮れば十分、ということです。

そのうえで、最初に押さえるべき写真は、外観・内装・商品(サービス)・スタッフの4方向です。

これを自分で(あるいは主力だけプロに頼んで)用意しておかないと、Googleはユーザーが投稿した写真を自動で表示するようになります。

お客様の写真は角度が悪かったり暗かったりすることも多く、店の雰囲気が正しく伝わりません。

このあたり、MEOは自分の手でできる範囲がかなり広いです。

どこまで自分でやれるかは、別記事にまとめています。

まとめ:投稿は順位狙いで量産しなくていい

今回の話を整理します。

  • 投稿2回でも、店舗一覧の1位は取れた。投稿の量と順位は連動しなかった
  • 順位を支えていたのは、投稿ではなくレビュー対応や基本情報の整備だと考えている
  • 投稿の本当の使いどころは、混雑時間や臨時休業など「先回り情報」を伝えて、クレームレビューを防ぐこと
  • 写真は全部プロに頼まなくていい。外観・内装・スタッフはスマホで十分。料理や商品が主力の業種だけ、そこをプロに頼む

もし業者から「投稿を毎週代行しないと順位が上がりません」と言われたら、それは順位の話というより、代行を売りたいからかもしれません。

営業トークの見分け方は別記事にまとめています。

「投稿を毎週やらなきゃ」と義務みたいに更新を続けているのに、効果が見えなくて疲れている。

何を投稿するのが正解なのかも分からない。

もしそんな状態なら、投稿の頻度を追うのをいったんやめて、使いどころを変えてみてください。


それでも自社の状況に当てはめると判断がつかない、というときは、SALUTAMに相談してください。

お店ごとに「順位を作っている要素は何か」「投稿は何に使うべきか」は変わります。

実際のプロフィールを一緒に見ながら、量産ではなく成果につながる使い方を一緒に整理します。

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