「広告費が少ないと意味がない」は本当か|月5万円で申込みを獲得し続けた事例と運用方法

「月5万円でGoogle広告を試してみたい」という相談でした。
広告を出したことがない。
運用方法もわからない。
他社に見積もりを取ったら費用が高くて動けなかった。
そういう状況です。
結果から言うと、月5万円の広告費で毎月9件の申込みを継続獲得できています。
9件という数字は一見少なく見えますが、このクライアントのサービスは月額で継続課金されるストック型のビジネスです。
一度申込みがあれば、解約されない限り毎月売上が積み上がります。
9件の申込みが毎月積み重なれば、広告費を大きく上回るリターンになります。
「広告費が少ないと意味がない」は間違いです。
サービスの性質と正しいキーワード選定さえ合えば、月5万円でも広告は十分に機能します。
依頼時点の状況

月額で継続課金されるサービスを提供している会社でしたが、新規申込みをWeb経由で増やす手段を持っていませんでした。
チラシや紹介に頼っていた状態です。
Google広告を試してみたいと考えていましたが、運用方法がわからず動けていませんでした。
他社に相談すると運用費が高く、月5万円の予算では断られることもあったとのことです。
課題は明確でした。
少ない予算でも広告を出せるか、そして申込みにつなげられるか。
この2点です。
行った施策

1. 申込みに直結するキーワードだけに絞って広告を出す
月5万円という予算で広告を出す場合、キーワードを絞ることが絶対条件です。
関係のないキーワードに予算を使ってしまうと、あっという間に上限に達して肝心なユーザーに広告が届きません。
このクライアントの場合、サービスに興味があるユーザーが実際に検索するキーワードに絞って広告を設定しました。
「とりあえず幅広く出す」ではなく「申込みにつながるユーザーだけに届ける」を徹底しました。
2. 毎週データを確認してキーワードを取捨選択する
広告を出して終わりではありません。
毎週、表示回数・クリック数・申込み数をキーワードごとに確認して、効果のないキーワードは止め、効果のあるキーワードに予算を集中させていきました。
低予算で成果を出すには、このPDCAを止めないことが重要です。
最初から正解のキーワードはわかりません。
データを見ながら精度を上げていくことで、少ない予算でも申込みを獲得できるようになります。
3. 成果が出ていても費用対効果の悪いキーワードは除外する
低予算運用で見落としがちなのがこの判断です。
1件申込みが取れたキーワードでも、そのキーワードに多くの予算を使っていた場合は除外しました。
たとえば、1件の申込みを取るために3万円使っているキーワードがあれば、月5万円の予算では割に合いません。
成果が出ているかどうかではなく、「1件あたりの獲得コストが許容範囲内かどうか」で判断します。
予算が少ないほど、この判断を徹底することが重要です。
使える予算を本当に効くキーワードだけに集中させることで、少ない広告費でも申込みを獲得し続けられます。
結果

| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 月間広告費 | 約5万円 |
| 広告表示回数 | 約4,200回 |
| 月間申込み件数 | 約9件 |
| 1件あたりの獲得コスト | 約5,500円 |
月5万円の広告費で9件の申込みを獲得。
1件あたりの獲得コストは約5,500円です。
このクライアントのサービスは月額継続課金型なので、1件の申込みが毎月の売上として積み上がります。
9件が積み重なれば、数ヶ月で広告費を大きく上回るリターンになります。
「月5万円では広告の意味がない」という思い込みがありますが、サービスの性質と費用対効果の管理次第で、低予算でも広告は十分に機能します。
今後取り組むこと

広告を出したことで、サイトの改善点が明確になりました。
一つはフォームです。
広告経由でアクセスしたユーザーがフォームに到達しても申込まずに離脱するケースが多いことがデータでわかりました。
入力項目の多さや、不安を感じさせる注意書きが原因と考えられるため、フォームをシンプルに改善していきます。
もう一つは電話導線です。
フォームではなく電話で問い合わせてくるユーザーが一定数いることもわかりました。
スマートフォンから電話番号をタップするだけで発信できるボタンを目立つ位置に設置することで、取りこぼしを減らせます。
広告は「申込みを増やすツール」であると同時に「サイトの問題を発見するツール」でもあります。
データが蓄積されるほど、改善の精度が上がっていきます。
まとめ
「広告は予算がないとできない」という思い込みは間違いです。
月5万円でも、サービスの性質に合ったキーワードを選び、データを見ながら改善を続ければ申込みを獲得し続けられます。
ただし、低予算で成果を出すには「絞る判断」が必要です。
キーワードを絞る、成果が出ていても費用対効果が悪ければ除外する、フォームや導線の問題をデータで特定して改善する。
この繰り返しができるかどうかで結果が大きく変わります。
「少ない予算でGoogle広告を試してみたい」「広告を出してみたいけど何から始めればいいかわからない」という方は、一度SALUTAMにご相談ください。
予算と目標をヒアリングした上で、現実的な進め方をお伝えします。
