【初心者】ホームページのアクセス解析は何を見る?最低限確認しておくポイント

ホームページのアクセス解析って何を見ればいいの?
ホームページのアクセス解析を見るのは初めてだから、何を見たらいいかわからない…
ホームページのアクセス解析を見て何がわかる?
ホームページのアクセス解析を見るように言われたけど、何を見たらいいかわからず悩んでいる方も多いのはないでしょうか?
どのデータが重要なのかポイントを抑えておきたいですよね。
アクセス解析ではさまざまなデータを見れますが、初心者が見るべきポイントは少ないです。
まずは重要なデータを把握して、日々確認するようにすれば、徐々に慣れて他のデータも自然と見られるようになっていきます。
そこで、今回はホームページのアクセス解析で最低限確認しておきたいポイントをわかりやすく紹介しています。
ぜひ、この記事を参考にしてアクセス解析に慣れていってください。
データの見方がわかるようになると、ホームページの運営がより楽しくなります!
ホームページのアクセス解析で使うツール

ホームページのアクセス解析で使うツールは「Google Analytics」になります。
基本的にはどのホームページでもGoogle Analyticsを使用して、ホームページのデータを見ることになります。
アクセス解析=Google Analyticsと覚えておきましょう。
ホームページにGoogle Analyticsを導入していない場合は、必ず導入するようにしてください。
アクセス解析で見るべきポイント!

アクセス解析で最低限見るべきポイントは4つです。
- セッション数
- アクティブユーザー数
- 表示回数
- 直帰率
この4つを確認しておけば、ホームページにどれだけユーザーが訪れていて、どのページがどれだけ見られているのかがわかります。
セッション数
セッション数とは、ホームページを訪れた人の数を示す指標です。
たとえば、あなたがホームページでブログを見たり、会社概要を見たりしたとき、それぞれの訪問が1つのセッションになります。
つまり、セッション数が多ければ多いほど、そのホームページにたくさんの人が訪れているということです。
アクティブユーザー数
アクティブユーザー数は、特定の期間(1日や1週間)に実際にホームページを訪れたり、情報を見たりした人の数です。
たとえば、あなたのホームページに1週間の間に50人が訪れて記事を読んだり、コメントをしたりしたら、アクティブユーザー数は50人になります。
アクティブユーザー数が多ければ、たくさんの人に関心を持たれていることがわかります。
ホームページに訪れて、何もしない場合はアクティブユーザー数にカウントされません。
表示回数
表示回数とは、ホームページのページが何回見られたかを表す数字です。
たとえば、1つのブログが10回見られたら、表示回数は10回になります。
これは、同じ人が何度も見た場合もカウントされます。
表示回数が多ければ、そのページがたくさんの人に興味を持たれている証拠です。
直帰率
直帰率とは、ホームページを訪れた人が、特定のページだけを見てすぐに出て行ってしまう割合のことです。
もし10人が特定のページを訪れて、3人がすぐに帰ったら、直帰率は30%になります。
直帰率が高いと、訪れた人がそのページにあまり興味を持たなかったり、他のページを見たくないと思うことが多いかもしれません。
逆に直帰率が低いと、ページをじっくり見てくれたり、他のページにも興味を持ってくれる人が多いことになります。
Google Analyticsで確認する方法

Google Analyticsのページとスクリーンで、セッションや表示回数を調べられます。
「ページとスクリーン」のページは以下で開けます。
- レポート
- エンゲージメント
- ページとスクリーン
ページを開いたら、調べたい日付を設定して「セッション数」・「アクティブユーザー数」・「表示回数」・「直帰率」を確認してみましょう。

最初のうちは「ページとスクリーン」を見て、どのようなページにアクセスが多く見られているのかを確認しておくといいでしょう。
また、アクセスがあっても直帰率が高いページは、訪れているユーザーが思っていた内容と違うと思われている可能性があります。
そのようなページは、改善をする必要があります。
筆者の経験だと直帰率が30%以上は要改善なことが多いです。
その他Google Analyticsでよく見るデータ
紹介したデータ以外にもGoogle Analyticsでよく確認するデータが以下になります。
- ユーザーがどこからアクセスしたのか?
- どのようなユーザーがいるのか?
データの見方に慣れてきたら、確認してみましょう!
ユーザーがどこからアクセスしたのか?

ユーザーがどこからアクセスしてきたのか調べることができます。
調べ方は下記になります。
- レポート
- 集客
- ユーザー獲得
ユーザー獲得を見ることで、ユーザーがどうやってアクセスしてきたのか調べることができます。
- Organic Search
-
検索経由でホームページに訪れたユーザー
- Direct
-
お気に入り登録などで直接ホームページに訪れたユーザー
- Referral
-
別サイトのリンクかホームページに訪れたユーザー
- Organic Social
-
SNS経由でホームページに訪れたユーザー
- Unassigned
-
どれにも当てはまらないユーザー
どのようなユーザーがいるのか?

どのようなユーザーが、ホームページにアクセスしているのか調べることができます。
調べ方は下記になります。
- レポート
- ユーザー属性
- ユーザー属性の詳細
初期設定では「国」になっていますが、「年齢」「性別」「地域」などに切り替えると属性を調べることが可能です。
ホームページのアクセス解析は必須業務!

Web担当者になったら、ホームページのアクセス解析は必須業務です!
今回紹介したデータは、「サイトの成績表」のようなもので、Web担当者の業務、さらには部署の成績を評価するうえで欠かせません。
ホームページのデータは定期的に観察する習慣を身に付けるようにしましょう。
ただ、データを見ることが楽しくなってくると、ずっとGoogle Analyticsの画面に張り付いてしまうことがあるので注意。
細かい数値に一喜一憂したり、マニアックな分析にいそしんだりするのはほどほどにして、あくまで「傾向を把握する」ことに念頭を置くようにしてください。
Search Consoleも確認しよう!

Google Analyticsと同じように確認しておきたいのが、Search Console(検索コンソール)です。
Search ConsoleもGoogleが提供する無料のツールになります。
Search Consoleはホームページの「健康状態をチェックする医者」のようなものです。
ホームページがどのくらいGoogleで検索されているかや、どのようなキーワードで見つかったかを調べられます。
また、サイトに問題があれば、それを見つけて修正する手助けもしてくれます。
Google Analyticsと同様に、Search Consoleも定期的にチェックする習慣を付けておきましょう!
まとめ
ホームページのアクセス解析は、Googleが提供している無料のツール「Google Analytics」を使います。
アクセス解析で最低限見るべきポイントは4つです。
- セッション数
- アクティブユーザー数
- 表示回数
- 直帰率
まずはこれらのデータは定期的に見る習慣を付けて、徐々にデータの見方に慣れていくといいでしょう。