AIで会社ブログを書くときにやりがちな5つの失敗と改善のポイント

AIに「記事を書いて」と投げたら、読みにくくて内容も薄い記事が出てきた⋯。
そんな経験はありませんか。
原因はAIではなく、指示の出し方と仕上げの工程にあります。
この記事では、スタッフがAIを使って記事を書くときにやりがちな失敗と、改善のポイントをまとめます。
AIに丸投げすると何が起きるか

AIは指示通りに文章を生成します。指示が曖昧なら、曖昧な記事が出てきます。
実際にAI丸投げで作られた記事によく見られるのは、こういった問題です。
- 誰に向けて書かれているかわからない
- 装飾が多すぎて読みにくい
- スクショをそのまま画像として貼っている
- 見出しの階層がバラバラ
- 画像が小さすぎる、または大きすぎる
どれもAIの問題ではありません。
指示を出す側の知識と、仕上げの工程が抜けていることが原因です。
失敗① 誰に向けて書くかを決めていない

AIに「〇〇について記事を書いて」と投げると、誰にでも当てはまる無難な内容が出てきます。
読んでも「自分ごと」として刺さらない記事です。
記事をAIに投げる前に、まず以下の2点を自分で決めてください。
- 読者は誰か:どんな状況の人が読むのか
- 読んだ後にどうなってほしいか:問い合わせ・来店・商品購入など
この2点を決めてからAIに渡すと、記事の方向性がぶれなくなります。
AIへの指示文に「〇〇に悩んでいる△△向けに、□□を目的とした記事を書いて」と加えるだけで、出てくる内容が変わります。
失敗② 装飾に頼りすぎて読みにくくなる

AIが生成した記事をそのまま公開すると、文字の色が多く使われていたり、太字だらけになっていたりすることがあります。
「強調すれば読みやすくなる」という発想ですが、逆効果です。
装飾が多すぎると、どこが本当に重要なのかわからなくなります。
改善のポイントは3つです。
- 色は使いすぎない:強調色は1色に絞る
- 太字は本当に重要な部分だけ:多用すると効果がなくなる
- 見出しで構成を作る:装飾ではなく、見出しの流れで読みやすさを作る
読みやすい記事はシンプルです。
装飾を減らすだけで読みやすくなるケースがほとんどです。
失敗③ スクショを画像として貼る

手順を説明するときに、画面のスクリーンショットをそのまま貼る方法があります。
ただ、スクショに書かれている文字はGoogleに読まれません。
手順や説明はテキストで書き、画像はあくまで補足として使うのが基本です。
テキストで書くことには2つのメリットがあります。
- SEOに有利:Googleがページの内容を正確に認識できる
- 読者が内容を理解しやすい:画像を見なくても手順がわかる
スクショを使う場合も、手順はテキストで書いた上で、確認用として画像を添える形が正しい使い方です。
失敗④ 見出しの構造がおかしい

見出しにはh1・h2・h3という階層があります。
正しい構造はh2の下にh3が来る形です。
h2:大見出し
└ h3:小見出し
└ h3:小見出し
h2:大見出し
└ h3:小見出し
よくある失敗は、デザインの見た目だけで見出しを選んでしまうケースです。
「この見出しのデザインが好きだから」という理由でh3を使い、次にh2、その下にh4⋯。
という構造になっている記事をよく見かけます。
見出しはデザインではなく、文章の構造を示すものです。
Googleも見出しの階層を読んで記事の構成を判断しています。
AIが生成した記事の見出し構造が正しいかどうかは、必ず人間が確認してください。
失敗⑤ 画像サイズが適切でない

AIで記事を書く際、画像の選定や配置は人間が行うことがほとんどです。
このときに起きやすいのが、画像サイズの問題です。
- 小さすぎる:内容が見えない、粗く見える
- 大きすぎる:ページの読み込みが遅くなる、レイアウトが崩れる
画像は記事の横幅に合わせたサイズで用意し、ファイルサイズも圧縮してから使うのが基本です。
スマートフォンで見たときに適切なサイズかどうかも確認してください。
AIはあくまで下書き、仕上げは人間がやる

AIは文章を生成できますが、良い記事を作るのは別の話です。
Webライティングの基礎知識がないと、AIが書いた記事の問題点に気づけません。
おかしい箇所をチェックできないまま公開することになります。
良い記事の基準として、私が大切にしているのはこの考え方です。
「記事を読んだユーザーが、次に何をすればいいかわかる」
読み終わったあとに、読者が何らかの行動を取れる状態になっているか。
問い合わせでも、来店でも、別の記事を読むことでも構いません。
読者の次の一手が見えている記事が、良い記事です。
AIはこの「次の行動」を設計できません。
読者にとって何が重要で、どんな順番で伝えれば動いてもらえるか⋯。
これは人間が考える部分です。
AIを使う正しい手順はこうです。
- 読者と目的を自分で決める
- AIに下書きを書かせる
- 人間がチェックし、肉付けと修正を行う
- 見出し・画像・装飾を整えて公開する
AIが担うのは2の「下書きを書く」部分だけです。
①の設計と、③・④の仕上げは人間がやらなければ、良い記事にはなりません。
まとめ:AIの品質は、使い方と仕上げで決まる
AIで記事を書くときに起きやすい失敗を整理します。
| 失敗 | 改善のポイント |
|---|---|
| 誰向けかを決めていない | 読者と目的を先に決めてからAIに渡す |
| 装飾が多すぎる | 色・太字を絞り、見出しで構成を作る |
| スクショをそのまま貼る | 手順はテキストで書き、画像は補足にする |
| 見出しの構造がおかしい | h2→h3の階層を必ず確認する |
| 画像サイズが適切でない | 横幅・ファイルサイズを確認してから使う |
AIは記事を書く速度を上げてくれます。
ただし、Webライティングの知識がない状態でAIだけに頼ると、読まれない・検索されない記事が量産されるだけです。
下書きはAIに任せ、仕上げは人間がやる。
この役割分担を意識するだけで、記事の品質は大きく変わります。
スタッフに記事を書かせているけれど品質が安定しない、AIをうまく活用できていないと感じている場合は、SALUTAMにご相談ください。
記事の品質チェックや、スタッフへの指示の仕組みづくりからサポートします。
