コンテンツを見直してCVRが0.9%→3.1%に改善!勇気が必要な記事削除

今回ご依頼をいただいた中小企業様は、アクセス数が増えてもなかなか申し込みに繋がらないと悩んでいる企業様です。
スタッフが記事を書いて、検索上位のキーワードを取れるようになりましたが申し込みを増やすことができません。
悩みと課題

ご依頼をいただいた時点で下記のような悩みがありました。
- アクセスが増えても申し込みが増えない
- 申し込みの増やし方がわからない
記事を書いて、アクセスを増やしても申し込みが増えずに悩んでいました。
記事を書ける体制は整っているのですが、申し込みに繋がらないため、今後どのようにコンテンツを制作していけばいいのかわからない状況です。
また、記事を書く時間も限られているため、申し込みが増えない状況では今後継続してコンテンツを増やすのをやめるかどうか検討していました。
行った施策

現状をヒアリングし、下記の施策を行っていくことになりました。
- アクセスのあるキーワードを確認
- Webサイトの目的とずれた記事を非公開にする
今回のケースでは、キーワードの選定を再度行う必要があります。
アクセスのあるキーワードを確認
まずはどのようなキーワードでアクセスがあるのか調査しました。
調査した結果、Webサイトの目的とは微妙にずれたキーワードで集客していることが判明。
Webサイトの目的とずれた記事を非公開にする
Webサイトの目的とずれたキーワードで書かれた記事を非公開にしていきます。
実はこの作業はかなり勇気が必要です。
というのも、アクセスを集めている記事なので、非公開にすることでアクセス数が大幅に減少することになります。
なので、何度も検討した上で思い切って非公開にすることにしました。
結果

セッション数 | 月間申込み件数 |
14,000→7,200 | 120件→216件 (CVR 0.9%→3.1%) |
Webサイトの目的とずれた記事を非公開にすることで、効率的に申し込みを獲得できるようになりました。
不要なキーワードからのアクセスを減らすことで、本当に表示させたいキーワードが上位に表示させらるという成果も確認できたのも大きな成果です。
そのため、CVRが改善され申し込みをさらに増える結果につながりました。
月のセッション数は半分になってしまいましたが、申込数を増やせたので問題ありません。
Webサイトの目的と合ったコンテンツに絞ることで、効率的に申し込みを増やせた事例になります。
今後の課題
見込み客の集客(集客&CVR)→Webサイトの目的に合ったキーワードで記事を制作
今後は記事を書ける体制を維持しながら、キーワード選定をしっかりと行い質の高いコンテンツをユーザーに提供していきます。
今のCVRを維持しながら、さらに見込み客を集められるようになれば申込件数は大幅にアップします。
おわりに
アクセス数があっても申し込みが少ないWebサイトは多数あります。
そのようなときは、現状をしっかりと分析して今後の対策を検討していく必要があります。
Webサイトの運用をどのようにすればいいかわからず悩んでいる方は、ぜひご相談ください。
今まで事例・ノウハウを包み隠さずすべてお伝えします。