スタッフにブログを書いてもらうのは難しい|うまくいかないパターンと解決策を現場経験から解説

スタッフにブログを書いてもらうのは、想像以上に難しいです。
書いてくれない、続かない、日記になる、炎上しそうな内容を書く⋯。
実際に現場でスタッフブログを管理してきた経験から言うと、うまくいかないパターンは大体決まっています。
ただ、書き方のルールとテンプレートを整えるだけで、ブログを書いたことがないスタッフでも、お客様に伝わる記事が書けるようになります。
この記事では、スタッフブログの書き方9つのポイントと、やってはいけないNG例を実体験をもとに解説します。
「スタッフにどう書いてもらえばいいかわからない」というWeb担当者・経営者の方に参考になる内容です。
スタッフブログの基本的な考え方

スタッフブログで検索上位を狙うのは難しいです。
毎日ブログを書いているWebライターに、片手間で書いた記事で勝つのは無理です。
ただ、スタッフにしか書けない情報があります。
自社製品の使い方、現場のスタッフ目線での感想、今日のセール情報⋯。
これは外部ライターには絶対に書けません。
スタッフブログの目的は「検索流入を増やすこと」ではなく、「すでにホームページを訪れたお客様に、自社の情報をわかりやすく伝えること」です。
この前提を間違えると、誰も読まないブログを量産し続けることになります。
スタッフブログの書き方9つのポイント

1. まずブログを書く習慣を作る
「ブログを書いてほしい」と頼むだけでは続きません。
「火曜日と金曜日がブログを書く日」のように曜日を決めて、責任者が毎週確認する体制を作ってください。
件数より習慣化が先です。
2. 自社のオリジナル情報を発信する
一般的な情報はWebライターが書いた記事に勝てません。
自社製品の上手な使い方、スタッフ目線のサービスの良し悪し、現場で起きたリアルな話⋯。
これだけで十分です。
外部には書けない情報が、スタッフブログの武器です。
3. お客様がお得だと感じる情報を積極的に発信する
セール情報、期間限定キャンペーン、Web限定企画⋯。
「このブログを見ておかないと損する」とお客様に思ってもらえれば、リピーターが増えます。
4. 内容は具体的に書く
曖昧な情報はお客様に伝わりません。
片手間で書くと具体性が抜けやすいので「もっと具体的に」と指摘できる体制を作ってください。
改善前
「今週末はリフォーム相談会を開催します!ぜひご参加ください」
改善後
「今週末(11/23・24)にリフォーム相談会を開催します。キッチン・浴室・外壁のリフォームについて、担当スタッフが個別にご相談をお受けします。1組30分、予約制で先着10組限定です。費用の目安や施工事例もその場でご覧いただけます」
5. タイトルはブログの内容が一発でわかるように書く
ユーザーはタイトルを見て読むかどうかを判断します。
内容が伝わらないタイトルはどれだけ良い記事でも読まれません。
タイトルはSEOでも重要な要素です。
ブログの内容は「宅配買取に出す前にやっておくべき梱包の注意点」を紹介した記事です。
改善前
「本日もたくさんのお荷物ありがとうございました!」
改善後
「初めての宅配買取で損しないために|梱包で気をつけたい3つのポイントを査定担当が解説」
6. 客観的に書く
良いことだけを書くと逆に不信感を持たれます。
メリットとデメリット、どんな人に向いているかを公平に書くことで信頼性が上がります。
競合他社の紹介は判断が難しいので、書く場合は責任者に確認してから公開してください。
自社の宅配買取サービスを紹介するブログを書く場合の例です。
メリット
自宅から発送するだけで査定が完了するので、店舗に持ち込む手間がない
デメリット
査定結果が出るまで3〜5日かかるため、すぐに現金化したい場合は向いていない
こんな人にオススメ
まとめて処分したいけど重くて運べない、近くに買取店がない、という方に特に便利
他サービスの紹介(書いても問題ないか要確認)
急ぎで現金化したい場合は、即日査定に対応している店頭買取も検討してみてください
7. テンプレートを作る
「何を書けばいいかわからない」がブログが続かない最大の理由です。
「タイトル→画像→商品説明→感想→こんな人にオススメ」のような簡単なテンプレートを作るだけで、ブログが書けないスタッフでも記事を書けるようになります。
8. 公開前に必ずチェックする
実際に、差別的な内容を書いたスタッフがいて、公開前に気づいて修正したことがあります。
炎上してからでは遅いです。
差別的な表現、特定の人や組織へのネガティブな発言、一方的な感想になっていないかを公開前に確認してください。
9. 公開したらSNSでも発信する
ブログを書いたらXで簡潔に内容を紹介してリンクを貼るだけでいいです。
拡散されればアクセスが大幅に増えることもあります。
時間もかからないので習慣にしてください。
スタッフブログのNGパターン

日記だけを書く
「今日のランチは〇〇でした」「昨日の夜は疲れました」⋯。
スタッフブログを書かせると日記になることが多いです。
スタッフ個人にファンがついているなら別ですが、そうでない場合はまず読まれません。
ただし、商品やサービスの紹介をきちんとした上で、後半に日記的な内容を添える分には問題ありません。
人柄が伝わることで信頼につながることもあります。
政治・宗教の話を書く
スタッフとして書くブログは会社の発言になります。
政治・宗教の話は誤解を生むリスクが高いので書かないでください。
他社を悪く書く
意図せず他社をディスっている内容になっていることがあります。
公開前のチェックで必ず確認してください。
やる気のないブログを量産する
「今日はセールやっています。ご来店お待ちしています」のような1〜2行で終わるブログは逆効果です。
原因のほとんどは「とにかく件数を書け」という指示の出し方です。
件数ではなく「何のために書くか」を最初に伝えてください。
ブログを書く環境と目標を整える

スタッフにブログを書き続けてもらうには、環境と目標の2つが必要です。
日常業務の合間に無理やり入れると、片手間でしか書けません。
ブログを書く時間を業務として確保してください。
目標は件数ではなく成果で設定します。
「月に20本書く」ではなく「ブログ経由の問い合わせを月10件増やす」「特定のキーワードで検索3位以内に入る」など、結果につながる目標を設定することでモチベーションが上がります。
ブログに慣れてきたらアクセスを狙う

ブログを書く習慣がついてきたら、次のステップは検索からのアクセスを狙うブログです。
流れは3つです。
狙うキーワードを選ぶ、そのキーワードで検索するユーザーの悩みを想像する、その悩みを解決するブログを書く。
この順番で書けば、検索上位に入れる可能性が高くなります。
ただし、キーワード選定とSEOライティングは習得に時間がかかります。
まずは自社情報をわかりやすく発信することを徹底して、余裕が出てきたタイミングで取り組むのがおすすめです。
まとめ
スタッフブログで一番重要なのは、継続できる仕組みを作ることです。書き方のルールを決め、テンプレートを用意し、公開前にチェックする体制を整える。
これだけで、ブログが苦手なスタッフでも続けられるようになります。
内容はシンプルでいいです。
自社にしか書けないオリジナルの情報を、具体的に、わかりやすく伝える。
それだけでお客様に届くブログになります。
習慣が定着したら、次はキーワードを意識したSEOライティングに挑戦してください。
段階を踏んで積み上げていくことが、長期的に成果の出るブログ運営につながります。
「スタッフにブログを書いてもらいたいけど続かない」「ブログの書き方を教えてほしい」という方は、一度SALUTAMにご相談ください。
スタッフへのレクチャーからテンプレート作成まで、一緒に仕組みを整えます。
