Web担当者に向いている人の特徴6選|仕事内容・必要なスキル・決め方まで解説

Web担当者にWebの知識はいらない
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Web担当者を採用・任命するとき、あるいは「自分は向いているのか」を確認したいとき、多くの人が「スキルがあるか」を最初に気にします。

でも、10社以上の中小企業のWeb業務を支援してきた経験から言うと、スキルは後から身につきます。

先に見るべきは「考え方の癖」です。

この記事では、Web担当者に向いている人・向いていない人の特徴を現場で実際に見てきたパターンをもとに正直に書きます。

採用・任命を検討している経営者の方にも、「自分が担当になった」という方にも参考にしてもらえる内容です。

目次

Web担当者の仕事内容と重要性

Web担当者は、ホームページの企画・設計・運用・改善など多岐にわたる業務を担当する仕事です。

新規顧客の獲得、既存客の信頼性向上、ブランド価値向上などに貢献します。

中小企業では、以下の業務を1人、あるいは兼務でこなすケースがほとんどです。

  • ホームページの更新・管理
  • アクセス解析(GA4やSearch Consoleの確認)
  • ブログ・記事の作成・公開
  • Google広告・SNS広告の運用管理
  • 制作会社・外注先とのやりとり
  • LP(ランディングページ)の改善

Web担当者のスキルによって、ホームページの成長スピードや規模も大きく変わります。

だからこそ、誰に任せるかは慎重に検討する必要があります。

Web担当者に必要なスキルは「広く浅く」でいい

Web担当者と聞くと「HTMLが書けないといけない」「デザインができないといけない」と思う方もいますが、中小企業のWeb担当者に高度な専門スキルは必須ではありません。

最低限知識として持っておくと役立つのは以下です。

実際に手を動かせなくても、外注先と話す場面が多いので、概要を理解していれば十分です。

  • HTML・CSSの基礎知識
  • デザインの基本的な考え方
  • ホームページの運用経験
  • Web広告の仕組みの知識
  • SNS運用の経験

繰り返しになりますが、これらのスキルは後から身につけられます。

それよりも学ぼうとする姿勢」「コミュニケーション能力」がある人に任せる方が、長期的にうまくいきます。

Web担当者の具体的な仕事内容については、下記記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

Web担当者に向いている人の特徴6選

Web担当者に向いている人の特徴を6つ紹介していきます。

筆者の経験上、特に重要なのが「好奇心旺盛で学習意欲が強い人」「コミュニケーション能力が高い人」の2つです。

スキルは後から身につけられますが、この2つは本人の気質に依存するため、後から変えるのが難しいからです。

1.【重要】好奇心旺盛で学習意欲が強い人

Web技術は日々進化しています。

今まで使えていたスキルが使えなくなることも珍しくないので、常に新しい知識を吸収する意欲が必要です。

ただし、「常に最新情報を追い続けるハイスペックな人」である必要はありません。

「知らないことを調べることが苦でない人」、それだけで十分です。

担当者として長く機能する人は、勉強が好きというより「調べることを面倒くさがらない人」です。

「自分から学ぼうとするかどうか」がWeb担当者の成長速度を決めます。

2.【重要】コミュニケーション能力が高い人

Web担当者は、他部署と円滑に仕事を進める必要がありますし、外注先とやりとりすることも多い仕事です。

指示されたことをなんでもこなすだけでは、成果の出ないホームページになってしまいます。

無理難題を出されたときに角が立たないよう断ったり、別の提案をしたりする力が求められます。

「確認・相談を面倒くさがらない人」が向いています。

逆に「なんとなく進めてしまう」タイプは、制作会社への丸投げになりやすく、コストだけかかって成果が出ない状況になりがちです。

3.論理的に考えられる人

ホームページを改善するためには、データ分析と論理的思考が必須です。

「なんとなくデザインがダサいから作り直す」ではなく、データをもとに戦略を考えて動ける人が向いています。

数字を見て「なぜ増えたのか」「なぜ減ったのか」を自然と考えられる人は、改善のサイクルが回ります。

正解を知っている必要はありません。

「気になって調べてしまう」という癖があるかどうか、です。

4.データ分析に苦手意識がない人

Web担当者になると、アクセス解析・広告レポート・SNSの分析など、さまざまなデータを見ることになります。

苦手意識さえなければ、毎日データを見ることで徐々にわかるようになります。

最初から読みこなせる必要はありません。

「見続けること」が大切です。

5.問題解決能力がある人

「ホームページが急に見られなくなった」「ツールをアップデートしたら使えなくなった」といったトラブルは日常茶飯事です。

積極的に自分で調べて解決していける人が向いています。

Webの成果は、1回の施策で大きく変わることはほとんどありません。

「やってみたけど効果がなかった」でやめてしまう人より、「別の角度で試してみよう」と考えられる人が、結果的に成果を出します。

6.ユーザー目線で考えられる人

バナー制作・ブログの執筆・ホームページの改善はすべてユーザー目線で進めないと成果が出ません。

自分がカッコいいと思うデザインや、自分が言いたいことではなく、ユーザーが何を求めているかを常に考えて仕事をする必要があります。

また、Webは「公開してから直す」が基本です。

完璧なページを時間をかけて作るより、8割の完成度で出してデータを見て改善する方がうまくいきます。

「まだ準備が足りない」と言い続ける人は、動きが遅くなりがちです。

Web担当者に向いていない人の特徴4つ

向いている人の特徴と同じくらい重要なのが、向いていない人の特徴を知っておくことです。

現場で実際に見てきたケースをもとに紹介します。

1.ユーザー視点がなく、現場目線だけで動いてしまう人

ホームページはユーザーが見るものです。

にもかかわらず、「現場のスタッフが使いやすいように」「自分が更新しやすいように」という理由でホームページを作り変えてしまう人がいます。

作業に時間がかかるわりに、結果的にユーザーにとって使いにくいサイトになってしまいます。

現場目線とユーザー目線は別物です。

2. 指示されたことだけをこなす人

言われたことをそのままホームページに反映するだけでは、ホームページの目的を見失います。

「なぜこの情報を載せるのか」「ユーザーにどう伝わるか」を考えずに更新を続けると、情報が増えるほどサイトがわかりにくくなっていきます。

Web担当者には、指示を受けながらも「これは本当にユーザーに必要か」を考える姿勢が必要です。

3. データを見ない人

改善のヒントはすべてデータの中にあります。

アクセス解析や検索データを見ない人は、感覚だけで動くことになるので、改善ポイントを見つけられません。

「なんとなくうまくいっていない気がする」で止まってしまいます。

GA4を月に1回も開かない担当者を実際に見てきましたが、その会社のサイトは1年以上状況が変わりませんでした。

4. 必要なツールを把握していない人

Web担当者はさまざまなツールを使って仕事を進めます。

何のツールが必要で、どう使えばいいかを自分で調べて把握できない人は、業務が止まりやすくなります。

ツールへの苦手意識が強い人は注意が必要です。

Web担当者の決め方

専任のWeb担当者を決めるときは以下3つの方法があります。

どの方法が自社に合っているか参考にしてみてください。

1. 社員・スタッフをWeb担当者にする

社内でWeb業務に関心が高い人がいれば、この方法でも問題ありません。

ただ、「パソコンが詳しいから」という理由だけで選ぶのは避けてください。

Web業務に対してモチベーションが高く、自分から学ぼうとする姿勢がある人を選ぶようにしましょう。

社内にWeb担当者がいない場合にサイトが伸びない理由については、下記記事で詳しく解説しています。

2. 新規にWeb担当者を採用する

年齢平均年収
20代前半351万1,000円
20代後半460万9,100円
30代前半574万2,000円
30代後半677万2,700円
40代前半681万3,700円
40代後半753万7,600円
Webマーケターの平均年収
参照:令和4年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

新規に採用する場合は、スキルと経験がある人を選びましょう。

中小企業のWeb担当者は1人で回すことが多いので、経験がないと業務が進まないケースがあります。

採用する場合はWebデザイナーではなく、WebマーケターやWebディレクターが対象になります。

3. ホームページの運営を外注する

外注する場合は、打ち合わせで戦略を決めた上で、定期的にレポートで進捗を確認します。

新しくWeb担当者を採用するよりも費用を抑えられ、効果が出やすいのがメリットです。

ただし、運用会社によって得意分野や戦略が異なるので、最適な外注先を探すのには時間がかかります。

おすすめは社員・スタッフと外注の連携

3つの中でおすすめなのは、社員・スタッフと外注を連携させる方法です。

外注先の知識を吸収しながら業務を進めることで、社員のスキルも自然と高まります。

将来的には内製化できるようになり、社内のことを深く理解しているスタッフが外注先への指示も出しやすくなります。

まとめ

Web担当者に向いている人の特徴を6つ、向いていない人の特徴を4つ紹介しました。

スキルは後から身につけられますが、学習意欲とコミュニケーション能力は本人の気質に依存します。

採用や任命の際は、スキルよりもこの2点を重視して判断することをおすすめします。


「Web担当者を誰にするか決まらない」「今いる担当者の動かし方がわからない」「外注と社内の連携がうまくいっていない」という場合は、現状を一緒に整理するところから始めることができます。

まずはお気軽にご相談ください。

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