CVRが上がらない原因はGA4とSearch Consoleで必ずわかる|不要記事の見つけ方と削除手順

アクセスはあるのに申し込みが来ない GA4とSearch Consoleで原因を特定する手順
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以前、こんな事例を紹介しました。

月間14,000セッションあるのに申し込みが月120件しか取れていなかった整体院のサイトが、記事を半分以下に削るだけでCVR3.1%・申し込み216件まで改善した話です。

「うちのサイトも同じ状況かもしれない」と思った方に向けて、今回は同じことをあなたのサイトでやるための具体的な手順を書きます。

使うツールはGA4(Googleアナリティクス)とGoogle Search Consoleの2つだけです。

どちらも無料で使えます。

目次

準備:GA4にコンバージョンイベントが設定されているか確認する

手順を始める前に、GA4にコンバージョンイベントが設定されているかを確認してください。

コンバージョンイベントとは、「申し込み完了」「問い合わせ送信」など、サイトのゴールとなるアクションをGA4に記録させる設定です。

これが設定されていないと、どのページが申し込みに繋がっているかを判断できません。

確認方法は、GA4の左メニューから 「管理 → イベント」 を開き、イベント一覧の中に「コンバージョンとしてマーク」がオンになっているイベントがあるかどうかを見るだけです。

コンバージョンイベントが設定されていない場合

設定されていない場合は、先にコンバージョンイベントの設定を済ませてから以下の手順に進んでください。

設定方法はGoogleの公式ヘルプが参考になります。 → コンバージョンについて – アナリティクス ヘルプ

「GA4 コンバージョン設定」で検索すると、画面キャプチャつきで丁寧に解説している記事も多いので、あわせて参照してみてください。

参考:【最新】GA4のコンバージョン設定(キーイベント)を解説!計測されないときの対処法も

制作会社に依頼している場合

「GA4は制作会社に管理してもらっているので、自分では触れない」という方も多いと思います。

その場合は、自分でコンバージョンイベントを設定するのではなく、計測したい内容を整理して制作会社に依頼するのが現実的です。

依頼するときは、以下の内容を伝えるとスムーズです。

  • 計測したいアクション:例)問い合わせフォームの送信完了
  • 完了後に表示されるページのURL:例)https://〇〇.com/contact/thanks
  • GA4のコンバージョンとして登録してほしいという旨

「サンクスページ(送信完了後に表示されるページ)のURLをコンバージョンとして計測してほしい」と伝えれば、ほとんどの制作会社は対応できます。

設定が完了したら、GA4の「管理 → イベント」でコンバージョンとしてマークされているか確認してみてください。

STEP1|GA4で「申し込みに繋がっていないページ」を洗い出す

見るレポートと手順

GA4の左メニューから 「レポート → エンゲージメント → ページとスクリーン」 を開きます。

このレポートでは、ページごとのセッション数やイベント数が一覧で確認できます。

右上の 「イベント数」の列をコンバージョンイベント名に切り替えると、各ページでコンバージョンイベントが何件発生しているかが表示されます。

削除候補の見極め方

以下の条件に当てはまるページは削除候補としてリストアップします。

  • セッション数がそれなりにある(月100以上が目安)のに、コンバージョンイベントがゼロ
  • セッション数に対してコンバージョンイベントの割合が極端に低い(0.1%未満など)

ただし、この時点ではまだ削除を決定しません。

次のSTEP2でキーワードを確認してから判断します。

STEP2|Search Consoleで「どんなキーワードで来ているか」を確認する

見るレポートと手順

Google Search Consoleを開き、左メニューから 「検索パフォーマンス 」 を選びます。

上部の 「ページ」タブをクリックすると、ページごとの表示回数・クリック数が一覧で確認できます。

STEP1でリストアップした削除候補のページURLをクリックすると、そのページに流入しているキーワード一覧に絞り込まれます。

URLが多い場合は「+フィルタを追加」→「ページ」を選択してURLを入力すれば、目的のページが表示されます。

削除・残すの判断基準

絞り込んだキーワードを見て、次の問いに答えてください。

「このキーワードで検索している人は、うちのサービスへの申し込みを検討しているか?」

整体院の例で言えば、こうなります。

キーワード例判断
〇〇駅 ランチ おすすめ削除
〇〇 駐車場 無料削除
肩こり 整体 〇〇市残す
肩こり ストレッチ 自宅残す(専門知識系)
〇〇 カフェ まとめ削除

「肩こり ストレッチ 自宅」のような専門知識系のキーワードは、直接申し込みに繋がらなくても「自宅で試したけど改善しなかった→整体院に行こう」という導線になります。

サイトのテーマと関係がある記事は残してください。

削除すべきなのは、サイトのテーマと完全に無関係なコンテンツだけです。

STEP3|段階的に非公開にする

削除候補が決まったら、WordPressの場合は該当記事の公開状態を「非公開」に変更します。

完全に削除するのではなく非公開にすることで、必要になったときに戻せます。

一気にやってはいけない理由

削除候補が10本あっても、一度に全部非公開にするのは避けてください。

大量のページを一気に非公開にすると、Googleがサイトの評価を再計算する際に一時的に順位が不安定になるリスクがあります。

目安は2〜3本ずつ、2週間おきに実施するペースです。

非公開にしたあとはGA4で申し込み件数の変化を確認しながら進めてください。

進め方のチェックリスト

  • GA4「ページとスクリーン」でコンバージョンゼロのページをリストアップ
  • Search Console「クエリ」で各ページのキーワードを確認
  • 「サイトのテーマと無関係か」を基準に削除・残すを判断
  • 2〜3本ずつ、2週間おきに非公開にする
  • 非公開後にGA4でCVRと申し込み件数の変化を確認

よくある疑問

アクセスが減るのが怖い

当然の感覚です。

ただ、サイトのゴールが「申し込みを増やすこと」であれば、申し込みに繋がらないアクセスが減っても問題ありません。

整体院の事例では、セッション数が半分になりながら申し込みは1.8倍になりました。

削った記事はどうすればいい?

非公開のまま保存しておくことをおすすめします。

完全削除すると元に戻せません。

非公開であれば、方針が変わったときに再公開できます。

どれくらいで効果が出るか?

Googleがサイトを再評価するまでに数週間〜数ヶ月かかります。

すぐに結果が出るものではありません。非公開にしてから1〜2ヶ月後のデータで判断してください。

まとめ

手順を整理すると、やることは3つだけです。

  1. GA4「ページとスクリーン」でコンバージョンに繋がっていないページを洗い出す
  2. Search Console「クエリ」でそのページのキーワードを確認し、削除・残すを判断する
  3. 2〜3本ずつ段階的に非公開にして、効果を確認しながら進める

「うちのサイトで同じことをやってみたい」「自分で判断するのが難しい」という場合は、お気軽にご相談ください。

GA4・Search Consoleのデータを一緒に確認した上で、何をすべきかをお伝えします。

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