【リサイクル業種】宅配買取の申込件数を増やしたい!月20件→月300件まで増加

ご依頼をいただいた中小企業様は、関東でリサイクルショップを運営している企業様です。
買取件数を増やすために、数年前にWebサイトをリニューアルしましたが、思ったような成果が出ず悩んでいました。
やる気はあるのですが、どのようにWebサイトを運用すればいいかわからず、様々な施策が裏目に出てしまっているのが印象的でした。
悩みと課題

ご依頼をいただいた時点で下記のような悩みがありました。
- Webサイトからの申し込みが少ない
- どんなにブログを投稿してもアクセスが増えない
- 制作会社にWebサイトの更新依頼しても1週間程度かかってしまう
- 店舗だけの買取では運営が厳しいと考えている
Webサイトの運用には意欲的ですが、どのように運用していけばいいかわからず悩んでいる状況でした。
また、Webサイトの確認したところ、求人情報や店舗の販売情報など様々な情報が掲載されていて、ユーザーが何をしていいのかわからないWebサイトになっていました。
行った施策

現状をヒアリングし、下記の施策を行っていくことになりました。
- 宅配買取に特化したWebサイトに修正
- 申し込みまでの動線を再設計
- 適切なブログの書き方をレクチャー
- ユーザーが求めている情報を迅速に更新をする
これらの施策を行うことで、アクセス数・申し込み件数は徐々に増えていきました。
宅配買取に特化したWebサイトに修正
Webサイトの目的は、宅配買取の申し込みをしてもらうことです。
そんため、不要な情報を削除し、宅配買取に特化したWebサイトに修正を行いました。
宅配買取に特化したWebサイトにすることで、宅配買取を利用したいユーザーの集客ができるようになり、アクセス数だけではなく申し込み件数の増加にも繋がる結果になりました。
申し込みまでの動線を再設計
ユーザーが申し込みするまでの動線を再設計しました。
Webサイトを確認したところ、申し込みをどこですればいいのかわかりにくいデザインになっていました。
ユーザーが迷わないように、申し込みボタンをわかりやすいデザインで設置し、どのタイミングでも申し込みできるようにボタンを設置する箇所を追加。
また、フォームの内容も入力箇所が多く、複雑だったため必要最低限の入力だけにして可能な限り申し込みしやすようにフォームをリニューアル。
結果、ユーザーの申し込み率が増え、少ないアクセスでも申し込み件数を増やすことに成功しました。
適切なブログの書き方をレクチャー
適切なブログの書き方をレクチャーすることで、アクセス数の増加に貢献しました。
現状はブログを投稿する件数は多かったのですが、日記のような形式になっており、ユーザーに有益な情報を届けられない状況です。
そこで、検索上位を狙えるように適切なブログの書き方をレクチャーし、量よりも質を重視しブログを投稿するように変更しました。
投稿件数は以前の10分の1程度になりましたが、各ブログが検索上位を取れるようになったためアクセス数は以前の3倍程度まで増やすことができました。
検索上位を取れるようになることで、ブログ意外のページも評価されるようになりアクセス増加につながります。
ユーザーが求めている情報を迅速に更新をする
リサイクルショップなので、買取価格の更新はかなり頻度で発生します。
しかし、制作会社に更新依頼をかけても1週間程度かかってしまい、Webサイトに訪れたユーザーも買取表に信頼がない状況になっていました。
そこで、買取表の更新を弊社で行うことになり、更新依頼から当日~1日以内に情報を更新するように変更。
そうすることで、ユーザーが安心して買取を利用できるようになり、買取価格に対してのクレームも減りました。
結果

1ヶ月のサイトアクセス数 | 月間申込み件数 |
10万PV | 約300件 |
以上のような施策を行い、上記のような結果になりました。
アクセス数は以前の約3.5倍程度まで増加。
月間申込件数は15倍程度まで増加する結果になりました。
申込みに繋がるユーザーの集客に絞っているため、アクセス数を増やすというよりは、アクセス数に対してどれだけ申し込みを増やせるかを念頭に修正を繰り返しています。
今後の課題
見込み客の集客→質の高いブログを書けるように、スタッフの教育に力をいれる
申し込み率の改善(CVR)→買取キャンペーンなど、申し込み率を上げる施策を実施する
申し込み率の改善(CVR)→最新の情報にWebサイトを日々メンテナンスする
作業を習慣化し、社内で共有していくことで成果の出るWebサイトを運用可能となります。
おわりに
Web業務をほぼ内製化することで、大きな結果が事例です。
弊社のサポートをうまく利用し、一緒に結果を出してきました。
サイトからの成果は、成果出るまで時間がかかることがほとんどなので根気強く続けられる仕組みを作れたのが大きいと思います。
Webサイトの運用をどのようにすればいいかわからず悩んでいる方は、ぜひご相談ください。
今まで事例・ノウハウを包み隠さずすべてお伝えします。
