宅配買取の増やし方を徹底解説!広告無しで月間300件以上の買取に成功

宅配買取を増やすにはなにをすればいいの?

宅配買取の担当者になったけど、なにをしたらいいかわからない

宅配買取の増やし方を知りたい!

宅配買取の件数が増えずに悩んでいませんか?

なんとか買取件数を増やして、会社に貢献したいと思っているWeb担当者は多いと思います。

宅配買取の申込みを増やすためには、ホームページで専門性を出して、申込みがしやすいように改善していく必要があります。

ユーザーの信頼性を獲得できれば、申込み件数が徐々に増えていくでしょう!

そこで、今回は宅配買取の増やし方を徹底解説していきたいと思います!

自分が実際に、ゼロから宅配買取を月間300件まで増やした経験をすべてお伝えします。

宅配買取が増えなくて困っている方、ホームページから申込みが増えなくて困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

宅配買取の増やし方【10つのポイント】

宅配買取を増やすポイントは以下になります。

  • 買取に特化したホームページにする
  • 買取ページで専門性を出す
  • 買取表を頻繁に更新する
  • LINE・電話で問い合わせを受ける
  • 期間限定のキャンペーンを実施する
  • 申込みまでの動線をわかりやすくする
  • フォームを改善する
  • ブログで集客する
  • 強化買取している商品はSNSで発信する
  • 信頼性をとにかくあげる

これらの10個を実践することで、月に300件以上成約できました。

申込みはあったけど送ってこなかった、キャンセルされた件数を除いて300件です。

Point1 買取に特化したホームページにする

最も重要なのが買取に特化したホームページにすることです。

買取が目的のホームページになっていないと、ユーザーは何をしていいのか迷ってしまい申込みしてくれません。

たとえば、ホームページのトップにセール情報や求人情報など、買取以外のコンテンツが目立っていないでしょうか?

掲載したくなるのはわかりますが、買取以外のコンテンツが目立つと申込みされにくくなってしまいます。

どうしても掲載する場合は、あまり目立ちすぎないところに掲載しておくといいでしょう。

ホームページを訪れたときに買取していることが、ひと目で伝わるデザインにすることが重要です。

Point2 買取ページで専門性を出す

買取ページは、専門性を出すことで宅配買取の申込みが増えます。

専門性を出すことで、「丁寧に査定をしてくれる」「高い買取が期待できる」とユーザーに感じてもらうことが重要です。

また、ユーザーは大切な物を売るので、専門に買取しているところに売りたいという心理があります。

では、具体的にどのように専門性を出すかというと以下になります。

  • 買取したい商品画像を多く使ったページにする
  • 査定しているスタッフのコメントを掲載する(マニアックな商品知識を披露するのもあり!)
  • 店舗があるなら商品を並べている棚の写真を掲載する
  • 買取した商品の画像を掲載する
  • ブログで買取実績を紹介する

買取したい商品への「愛」を伝えることが重要です。

とくに古着、ホビーの買取は、専門性を出すことが非常に重要になります。

Point3 買取表を頻繁に更新する

買取表の更新頻度は重要です。

まったく更新されていない買取表を掲載していると、買取に力を入れていないと思われてしまいます。

買取強化している商品については、週に1回は更新したいところです。

また、放置されてしまっている買取表がある場合は、クレームの原因にもなるので削除するようにしておくといいでしょう。

Point4 LINE・電話で問い合わせ・事前査定を受ける

LINE・電話で問い合わせ・事前査定を受けると宅配買取の申込みを増やせます。

高く売りたいユーザーは、いくらで売れるか不安なのでとりあえず宅配買取を利用することはあまりありません。

問い合わせ・LINEで事前査定をして、3日以内に発送してくれたら提示した買取金額で買取することを約束します。

そうすれば、ユーザーも安心して商品を送ってくれます。

ただ、LINE・電話での問い合わせは人件費がかかり、対応も大変なので会社の方針でやるかどうか決めたほうがいいでしょう。

自分が現場に入っていたときは、1週間(10:00~21:00)を社員3名、アルバイト3名で対応していました。

Point5 期間限定のキャンペーンを実施する

買取キャンペーンを行う場合は、必ず期間を設定するようにしましょう。

期間を設定することで、申込みを躊躇してるユーザーの背中を押せます。

たとえば、ゲームを5本送ってくれたら査定金額に500円プラスするキャンペーンを行ったとします。

これを2024年12月25日までに送ってくれた方限定に設定しましょう。

期間を設定すれば、ユーザーは「今利用しないと損する!」という心理が働きます。

期間を過ぎた場合は、再度新しい期間を設定すれば問題ありません。

買取キャンペーンは期間を設定して、お得感を演出しましょう。

Point6 申込みまでの動線をわかりやすくする

申込みの動線をわかりやすくすることで、申込み率(CVR)が高くなります。

ページのどの箇所にいても申込みフォームに飛べるボタンをつけておくといいでしょう。

また、スクロールしたときに一定間隔で申込みバナーも表示させておくのも効果的です。

とくにスマホのフッター(一番下)に、常に表示されているバナーはクリック率が高いのでオススメ!

しつこすぎるのは躊躇するかもしれませんが、しつこいぐらいがちょうどいいです。

Point7 フォームを改善する

フォームを改善することで、宅配申込みを増やせます。

複雑なフォームは、ユーザーが離脱してしまうので極力シンプルにすることが重要です。

フォームでは本当に必要な項目だけを表示させるようにします。

また、ユーザーのクレーム防止で注意点を多く書いてしまいがちですが、これもできるだけシンプルにしたほうがいいです。

注意点が多い場合は、申込み後の自動返信メールに記載しておくといいでしょう。

フォームの改善だけでも申込み数が大きく変わるので、積極的に改善していきたい箇所になります。

Point8 ブログで集客する

ブログで集客して申込みを増やしましょう!

SEOライティングができる人がいれば最高ですが、いない場合は宅配買取で買取した商品を紹介するブログを書いていきます。

とくに買取強化したい商品については、しっかり書きましょう。

タイトルに「商品名」と「買取」というキーワードを入れることで、売りたい人にアピールできます。

ブログでやってはいけないことは以下になるので注意してください。

  • 同じタイトルでブログを書く
  • 文字数が極端に少ない(最低800文字以上)
  • スタッフの日記は書かない

売りたい人がどんな情報を知りたいのかを考えて、ブログを書くことが大切です。

Point9 強化買取している商品はSNSで発信する

強化買取している商品はSNSで積極的に発信していきましょう。

買取表を更新するたびに、買取表の画像と買取表が掲載されているホームページのURLをSNSで発信します。

旬の商品をSNSで発信すると、アクセス数が一気に増えることも珍しくありません。

使用するSNSは、X(旧Twitter)が手軽にできてアクセスを集めやすいのでオススメです。

SNSの運用は継続して行うことが重要なので、社内でルールを決めて体制を整えるておくといいでしょう。

Point10 信頼性をとにかくあげる

信頼性を上げられるようにホームページを改善し続けていきます。

  • 買取表を新しくする
  • 買取実績をブログで書いていく
  • 査定しているところの写真を載せる
  • 店舗があるなら店内の写真を載せる
  • お客様の声を載せる
  • テレビや雑誌で取材されたら必ず載せる

これらを意識して信頼性の高いホームページに改善していきます。

ユーザーはトラブルになりたくないので、よくわからないところでの宅配買取は利用しません。

「信頼して売れる」「安心して売れる」ことを全力で伝えるようにしましょう!

効率よく件数を増やすには広告は使用したほうが良い

宅配買取を300件に増やしたときは、広告は一切使用していませんでした。

今思えば、広告を使ったほうがさらに早く申込みを増やせたと思います。

別の会社でガンプラの宅配買取を担当したのですが、広告を使って4ヶ月で100件まで増やせました。

広告費は月に10万~20万円です。

すでに信頼性がある会社でホームページを運用している場合は、広告を積極的に使っていったほうが良いでしょう。

SEO対策と広告を平行して進めていけば、効率良く申込みを増やせます。

宅配買取が300件突破したときのアクセス数

1ヶ月のサイトアクセス数月間申込み件数
10万PV約300件

宅配買取が300件突破したときは、月のアクセス数が約10万PVでした。

アクセス数は多くなくても、申込みは増やせます。

申込みにつながるユーザーを集客できれば、アクセス数はそこまで多くなくても問題ありません。

宅配買取の件数が増えたときの注意点

宅配買取の難しいところは、件数が増えるとトラブルも多くなってくることです。

実際に起ったトラブルは以下になります。

  • 人手が足りなくなる
  • ゴミが大量に送られてくる
  • 送料・手数料が高くなる
  • 現場とトラブルが発生する

事前にどのようなトラブルが起こるのかわかっていれば、対処もしやすくなるので参考にしてみてください。

人手が足りなくなる

宅配買取の件数が増えると人手が足りなくなります。

  • 査定が追いつかなくなる
  • 事前査定が追いつかなくなる
  • 問い合わせが増えて時間を取られる
  • 振込業務に遅れが出る

これらは信頼性に関わる部分なので、遅れを出すわけにはいきません。

宅配買取の件数が増えてきたら、責任者は人の配置をうまく調整するようにしましょう。

ゴミが大量に送られてくる

宅配買取では、商品にならないようなゴミが大量に送られてくることがあります。

実際にあったのが、使いこまれた大量の上履き、ボロボロになった大量のゴルフボール、ハンガーなど…。

送料だけかかって完全に赤字です。

これらを回避した方法は以下になります。

  • 一回で送れるダンボールの数に上限を設ける
  • 査定金額が5,000円以下の場合は振込手数料を取る
  • 買取できない商品をホームページに記載する

条件を厳しくすると申込みが減りそうで恐いですが、意外に関係ありませんでした。

余計な仕事が減ることで、スタッフにも余裕ができるので、ゴミが送られてくることが増えたら条件を厳しくしましょう。

送料・手数料が高くなる

宅配買取が増えると、送料・手数料が一気に跳ね上がります。

とくに単価が安くてかさばる商品を買取していると、送料で赤字になってしまう可能性があります。

  • 商品によっては思い切って買取価格を下げる(買取表に記載しないような商品)
  • 送れるダンボールの上限を設ける(多くなってしまう場合は別途問い合わせしてもらう)
  • 送ってほしい商品は積極的にホームページでアピールする

これらを行うことで、送料・手数料が買取金額に対して12%~15%程度にまで落ち着きました。

送料・手数料はデータを取って、うまく調整するようにしましょう。

現場とトラブルが発生する

宅配買取は同じような商品が、次々に届くことがあります。

そうすると、販売している現場から「もう要らない!」という苦情がきます。

買取表の更新が遅れていると、買取強化している商品が多く届いてしまい、どうにもならなくなってしまうので注意が必要です。

現場と現状を共有して、円滑に業務が回るように密にコミュニケーションを取るようにしましょう。

まとめ

この記事では宅配買取の増やし方を10個紹介しました。

宅配買取を増やすポイントは以下になります。

  • 買取に特化したホームページにする
  • 買取ページで専門性を出す
  • 買取表を頻繁に更新する
  • LINE・電話で問い合わせを受ける
  • 期間限定のキャンペーンを実施する
  • 申込みまでの動線をわかりやすくする
  • フォームを改善する
  • ブログで集客する
  • 強化買取している商品はSNSで発信する
  • 信頼性をとにかくあげる

宅配買取はホームページの運用も大事ですが、同じぐらい申込み後の対応も重要です。

ユーザーの信頼・安心を得るためにスピード感を持って業務に取り掛かりましょう!

宅配買取って苦労が多くて大変なんですよ…。

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