宅配買取をゼロから月300件に増やした方法|広告費ゼロで達成した10の施策

宅配買取の申込みを、ゼロから月間300件まで増やしたことがあります。
広告費はゼロ。
SEOとホームページの改善だけです。
当時やったことを振り返ると、特別なことは何もしていません。
買取に特化したページを作り、買取表を毎週更新し、ユーザーの不安を一つひとつ潰していく。
それだけです。
ただ、件数が増えると今度は別の問題が出てきます。
ゴミが大量に送られてくる、査定が追いつかなくなる、現場から苦情が来る...。
これも全部、実際に経験したトラブルです。
この記事では、宅配買取を増やすための10の施策と、件数が増えてから起きるトラブルへの対処法をまとめました。
宅配買取の担当者になったばかりの方にも、伸び悩んでいる方にも参考になる内容です。
宅配買取を増やす10の施策

1. 買取に特化したホームページにする(最重要)
これが一番重要です。
トップページにセール情報・求人・店舗情報が混在していると、ユーザーは何をすべきかわからず離脱します。
買取サービスを増やしたいなら、ホームページを訪れた瞬間に「ここで買取できる」とわかるページにしてください。
2. 買取ページで専門性を出す
ユーザーは大切なものを見知らぬ相手に送ります。
「この店は詳しい」と感じてもらえるかどうかが申込みの分かれ目です。
査定スタッフのコメント、買取した商品の写真、店内の棚の写真...。
商品への「愛」が伝わるページは、申込み率が上がります。
特に古着・ホビー系は専門性が直接数字に出ます。
3. 買取表を毎週更新する
更新されていない買取表は「買取に力を入れていない」と思われます。
買取強化している商品は週1回更新が目安です。
また、放置されている古い買取表はクレームの原因になるので削除してください。
4. LINEと電話で事前査定を受ける
高く売りたいユーザーは「いくらになるかわからない」という不安から、送ることをためらいます。
事前査定で金額を提示し、3日以内に発送してくれたら提示額で買取すると約束する。
これだけで申込みが増えます。
ただし人件費がかかるので、会社の体制に合わせて導入を判断してください。
5. 期間限定キャンペーンを実施する
期間を設定することで「今やらないと損」という心理が働きます。
「12月25日までに送ってくれた方限定で査定額+500円」のような具体的な期限と条件をセットにしてください。
期間が終わったら新しい期間を設定するだけでいいです。
6. 申込みの動線をわかりやすくする
ページのどこにいても申込みボタンが見える状態にしてください。
スマホのフッターに常時表示されるバナーはクリック率が高いのでおすすめです。
「しつこすぎるかな」と思うくらいがちょうどいいです。
7. フォームをシンプルにする
入力項目が多いフォームは離脱の原因になります。
本当に必要な項目だけに絞ってください。
注意事項も最小限にして、詳細は申込み後の自動返信メールに回す。
フォームの改善だけで申込み数が大きく変わります。
8. ブログで集客する
「商品名+買取」のキーワードでブログを書くと、売りたいユーザーに直接リーチできます。
買取実績の紹介、強化買取している商品の解説など、売りたい人が知りたい情報を書いてください。
日記や短すぎる記事は逆効果です。
9. SNSで買取情報を発信する
買取表を更新したらXで発信する。
これを習慣にするだけでアクセスが増えます。
旬の商品は特に反応が大きいです。
継続できる体制を社内で整えてから始めてください。
10. 信頼性を積み上げ続ける
お客様の声、査定風景の写真、テレビや雑誌の取材実績...。
これらを地道にページに追加し続けることが、長期的に一番効きます。
信頼できないサイトでは誰も買取を申込みません。
「安心して売れる」を全力で伝えることがすべての施策の土台です。
広告を使うと件数をさらに早く増やせる

月300件を達成したときは広告を一切使っていませんでした。
SEOだけで達成できましたが、今思えば広告を併用すればもっと早く到達できていたと思います。
別のクライアントでガンプラの宅配買取を担当したときは、広告を使って4ヶ月で月100件まで増やせました。
広告費は月10〜20万円です。
SEOは時間がかかります。
成果が出るまでの数ヶ月を広告でカバーしながら、並行してSEOを育てていく。
この2つを組み合わせるのが、件数を最短で増やす方法です。
ただし、広告はホームページの信頼性が整っていないと効果が出ません。
まずホームページを買取に特化した状態に整えてから、広告を使うようにしてください。
宅配買取が300件突破したときのアクセス数

| 月間アクセス数 | 月間申込み件数 |
|---|---|
| 約10万PV | 約300件 |
月10万PVで300件なので、CVR(申込み率)は約0.3%です。
一見低く見えますが、買取サービスとしては十分な数字です。
重要なのはアクセス数の多さではなく、「売りたい人」を集められているかどうかです。
関係のないユーザーを100万人集めても申込みはゼロです。
「商品名+買取」で検索してきたユーザーを集めることに集中すれば、アクセス数が少なくても申込みは増えます。
宅配買取が増えてから起きるトラブルと対処法

件数が増えると、今度は別の問題が出てきます。
事前に知っておけば対処できるので、参考にしてください。
査定・対応が追いつかなくなる
件数が増えると査定・事前査定・問い合わせ・振込業務が同時に積み上がります。
どれも遅れると信頼性に直結するので、件数が増えてきたタイミングで人の配置を見直してください。
繁忙期に備えて、アルバイトのシフトに余裕を持たせておくことも重要です。
ゴミが大量に送られてくる
これは実際にありました。
使いこまれた大量の上履き、ボロボロのゴルフボール、ハンガーの束...。
送料だけかかって完全に赤字です。
対処法は3つです。
一度に送れるダンボールの数に上限を設ける、査定金額が5,000円以下の場合は振込手数料を取る、買取できない商品をホームページに明記する。
条件を厳しくすると申込みが減りそうに思えますが、実際にはほとんど影響しませんでした。
むしろ余計な対応が減ってスタッフに余裕が生まれます。
送料・手数料が利益を圧迫する
単価が安くかさばる商品は、送料で赤字になるリスクがあります。
商品ごとに送料・手数料のデータを取って、買取価格を調整するかダンボールの上限を設けるかで対応してください。
うまく調整できれば、送料・手数料を買取金額の12〜15%程度に抑えられます。
現場から「もう要らない」と言われる
同じ商品が次々に届くと、販売する現場がパンクします。
買取表の更新が遅れていると特に起きやすいです。
現場と定期的に在庫状況を共有して、買取強化する商品をこまめに切り替えるようにしてください。
まとめ
宅配買取を増やすために特別なことは必要ありません。
買取に特化したページを作り、買取表を毎週更新し、ユーザーの不安を一つひとつ潰していく。
地味ですが、これを続けた結果が月300件です。
ただ、件数が増えてからが本当の勝負です。
査定・対応・現場との連携...。
ここが崩れると、せっかく増えた申込みが信頼の低下につながります。
増やすことと、増えた後の体制を整えることをセットで考えてください。
「宅配買取の件数を増やしたいが、何から手をつければいいかわからない」
「ホームページを改善したいが、社内に知見がない」
そういった状況であれば、一度SALUTAMにご相談ください。
実際に宅配買取をゼロから300件まで伸ばした経験をもとに、具体的な改善策をお伝えします。
