【月間6,742PV→313,695PV】キーボード・ガジェット系メディアをSEOのみで約8ヶ月で46倍に成長させた事例

「記事を書いてもアクセスが増えない。何が問題なのかわからない。」
こういう相談を受けたとき、まず確認するのが
- 「何のために記事を書いているか」
- 「どんなキーワードで書いているか」
この2点です。
この記事では、キーボード・マウス・ガジェット周辺機器に特化したメディアを、広告費ゼロ・SEOのみで約8ヶ月で月間6,742PVから313,695PVまで成長させた事例を紹介します。
クライアントの悩みと課題

ご依頼をいただいた時点での状況はこうでした。
- 記事を書き続けているのにアクセスが増えない
- 検索上位を取れない
- SEOを意識した記事の書き方がわからない
記事数は多かったものの、アクセスがほとんどない記事がほとんどです。
内容もさまざまなジャンルにまたがっていたため、Googleからの評価が分散している状態。
「量を増やせばアクセスが増える」という考え方で運営していたことが、うまくいかない根本的な原因でした。
現状分析でわかったこと

ヒアリングと現状分析を通じて、問題点が明確になりました。
① ジャンルが分散しすぎている
ガジェット系の記事もあれば、まったく関係のないジャンルの記事も混在していました。
Googleはサイトの専門性を評価します。
ジャンルが分散しているサイトは、専門性が低いと判断されて検索順位が上がりにくくなります。
② キーワード選定が行われていない
「書きたいことを書く」という状態で、ユーザーが実際に検索しているキーワードを意識した記事がほとんどありませんでした。
どれだけ良い記事を書いても、誰も検索しないキーワードで書いていては検索からのアクセスは増えません。
③ 量を優先して質が低下していた
週4本という投稿頻度を維持するために、1記事あたりにかけられる時間が少なくなっていました。
結果として内容が薄い記事が量産されている状態でした。
行った施策

行った施策①:ジャンルをキーボード・ガジェットに特化させる
まず取り組んだのは、メディアのジャンルを絞ることです。
キーボード・マウス・ガジェット周辺機器に特化したメディアとして再構成しました。
既存の記事は3つに分類しました。
- 残す記事:ジャンルに合っていて質が高い記事はリライトして強化
- 移行する記事:他のメディアで使える記事は移行
- 非公開にする記事:ジャンルに合わない記事・質が低い記事は非公開
記事数が減ることへの不安はありましたが、ジャンルを絞ることでGoogleからの専門性の評価が上がり、残した記事の検索順位が改善していきました。
行った施策②:キーワード選定を一から行う
ジャンルを絞った後、キーワード選定を一からやり直しました。
狙ったのはロングテールキーワードです。
「メカニカルキーボード 薄型」「ゲーミングキーボード ピンク」「キーボード チャタリング」など、検索ボリュームは小さくても目的が明確なキーワードに絞りました。
キーワード選定の流れはこうです。
- Googleサジェストとラッコキーワードでキーワード候補を洗い出す
- 検索ボリュームを確認して月間1,000回以下のキーワードを中心に選ぶ
- 競合サイトの記事タイトルから狙っているキーワードを逆算する
- 難易度の低いキーワードから順番に記事を作っていく
ビッグワードで大手と戦うのではなく、ロングテールキーワードで勝てる場所を積み重ねていく戦略です。
ロングテールキーワードについては以下記事を参考にしてみてください。
ロングテールキーワード記事リンク
行った施策③:量より質に切り替える
週4本の投稿を、週1〜2本に減らしました。
本数を減らした分、1記事にかける時間を増やしました。
記事を公開する前にチームで内容を確認し、「他に必要な情報はないか」「読者の疑問に答えられているか」を話し合いながら納得がいくまで修正を繰り返しました。
記事の本数が減ることへの不安はありましたが、結果的に質の高い記事の方が検索順位が上がりやすく、1本あたりのアクセス数が大幅に増えました。
行った施策④:定期的なリライトで質を上げ続ける
記事を公開して終わりにするのではなく、定期的に過去記事を見直してリライトを続けました。
検索順位が上がってきた記事はさらに内容を充実させる、順位が上がらない記事は原因を分析して改善する、という作業を継続しました。
また、メディアの方向性がぶれないように、常に「このメディアは何のために存在しているか」を確認しながら記事を作り続けました。
方向性がぶれると、ジャンルの専門性が下がり、Googleからの評価も下がります。
結果

| 指標 | 施策前 | 約8ヶ月後 |
|---|---|---|
| 月間PV | 6,742 | 313,695 |
| 月間セッション数 | 6,288 | 118,925 |
| 広告費 | ゼロ | ゼロ |
施策を開始してから約8ヶ月後の数字は上記になりました。
月間PVは約46倍に成長。
広告費は一切かけていません。
アクセスが増えたことで記事の制作依頼や案件も増え、収益化にもつながっています。
ただし、順調だったわけではありません。
Googleのアルゴリズムアップデートの影響を受けて順位が下落した時期もありました。
それでも質の高いコンテンツを定期的に公開し続けることで、アクセス数は回復・成長していきました。
まとめ
この事例から得られる学びをまとめます。
- ジャンルを絞ることでGoogleからの専門性の評価が上がる
- キーワード選定なしに記事を書いても検索からのアクセスは増えない
- 量より質。本数を減らしても1記事の質を上げた方が成果が出やすい
- 公開して終わりではなく、定期的なリライトで質を上げ続けることが重要
- SEOのみでも時間をかければ大きな成果につながる
SEOは効果が出るまでに時間がかかります。
ただ、正しい方向で継続すれば、広告費をかけずに安定したアクセスを獲得できる状態になります。
キーワード選定の考え方については、以下の記事も参考にしてください。
※ロングテールキーワードとは何か|ビッグワードとの違い・選び方・実例を解説
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現状をヒアリングした上で、改善の優先順位をお伝えします。
