ホームページの更新はどれくらいやればいい?|安心感なら月1で十分、「申込みが欲しい」なら話は別

その更新、全部やらなくていい。安心感なら月1で十分。申込みが欲しいなら、話は別。
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ホームページの更新、正直めんどくさいですよね。

触って壊すのも怖いし、できれば誰かにやってほしい⋯。

その気持ち、よく分かります。

私は中小企業7社のサイト運用を代行していますが、実際のお客さまの多くが同じことを言います。

「更新はしたくない、でも放置していいのかも分からない」と。

制作会社に聞けば「更新は大事です」と返ってきます。

それ自体は間違いではありません。

ただ、7社を見てきて分かったのは、「更新が大事かどうか」は、あなたがサイトに何を求めているかで答えが変わるということです。

安心感が欲しいだけなら、更新は月1回で十分です。

頑張る必要はありません。

一方で、アクセスや申込みを本気で増やしたいなら、話はまったく別になります。

この記事では、更新の「目的」を3つに分けて、あなたが本当にやるべきことだけを整理します。

目次

そもそも、更新には3つの目的がある

多くの人が「更新」を一つの作業だと思っています。

でも実際には、目的の違う3種類の更新が混ざっています。

ここを分けないから「全部やらなきゃ」と気が重くなり、結局どれも中途半端になるのです。

  • 層1|安心感のための更新:訪れた人に「ちゃんと動いている会社だ」と感じてもらうための更新(新着情報・ブログ)
  • 層2|お客さんを逃さないための更新:放置すると売上を逃す更新(古い料金・終了したキャンペーン・古い連絡先)
  • 層3|集客・申込みを増やすための更新:アクセスや問い合わせを増やすための更新(=実際には「改善」)

この3つは、かける手間も、やる頻度も、そもそもやるべきかどうかも、まったく違います。

順番に見ていきます。

層1|安心感のための更新は、月1回で十分

「更新をサボると順位が下がる」は思い込み

新着情報やブログの更新について、多くの人が「サボると検索順位が下がる」と思い込んでいます。

だから更新できない月が続くと罪悪感を感じる。

でも、ここははっきり言います。

安心感が目的なら、更新は月1回で十分です。

新着情報の役割は、訪れた人に「この会社、ちゃんと動いているな」と感じてもらうことです。

問い合わせようか迷っている人や、求人を探している人が、最終更新2年前のサイトを見たら不安になる⋯。

それを防ぐためのものです。

月に1回、短いお知らせが1本あれば、その役割は果たせます。

「SEOで有利になるのでは?」は本当。ただし条件がある

「でも、頻繁に更新した方がSEOで有利になるのでは?」と思うかもしれません。

それは本当です。

検索からの集客を狙って更新を続けたサイトでは、オーガニック流入が大きく伸びた実例があります。

ただし、それは「検索で集客したい」場合の話です。

正直に言えば、月1回の更新では検索順位を押し上げる力は弱く、SEOで上位を狙うなら週1回以上が要ります。

逆に言えば⋯SEOで集客するつもりがないなら、そこまでの頻度は必要ないということです。

あなたのサイトが「名刺代わりの安心感」で足りるなら、月1で十分。

ここに罪悪感を持つ必要はありません。

SEOで集客したい人は、後述の層3を読んでください。

層2|お客さんを逃す更新だけは、絶対に手を打つ

頻度ではなく「正確さ」の問題

目的が何であれ、これだけは放置してはいけない、という更新があります。

それが「古くなって、事実と違ってしまった情報」です。

頻度の問題ではなく、正確さの問題です。

以前、担当を引き継いだあるサイトでは、とっくに終了したキャンペーンの告知や、古い料金表がそのまま残っていました。

そして厄介なことに⋯その古い情報を見たお客さまから、実際に問い合わせが来ていたのです。

「このキャンペーンはまだやっていますか?」「この料金で合っていますか?」と。

事実と違うので、当然その多くはそのまま去っていきます。

取れたはずのお客さんを逃しているわけです。

この手の話は『ホームページが古いとお客さんはこう思って離れていく|気づかれない機会損失の正体』でも詳しく書いています。

放置がお客さんを逃す情報リスト

放置するとお客さんを逃す情報とは、具体的にはこういうものです。

  • 古い料金・価格表
  • 終了したキャンペーン・セールの告知
  • 変わった電話番号・営業時間・定休日
  • 退職した担当者名、移転前の住所
  • 提供をやめたサービスの案内

これらは、更新というより「間違いの修正」です。

お客さまが行動を起こす直前に見る情報だからこそ、直接取りこぼしにつながります。

層1のブログを月1で回すことより、こちらを四半期に1回点検するほうが、よほど売上に直結します。

どこに古い情報が眠っているか分からないなら、まず『Web担当を引き継いだら、まず「全ページの洗い出し」から始める』のやり方が参考になります。

層3|申込みを増やすなら、更新は「集客の武器」になる

毎週更新でオーガニック流入が約40倍になった実例

ここまでは「今のサイトを守る」話でした。

でも、「アクセスを増やしたい」「サイトから申込みが欲しい」となると、更新の意味がガラッと変わります。

ここでは更新は、守りではなく攻めの武器になります。

私が運用しているあるサイトでは、価格表を毎週更新し続けたことで、オーガニック流入が公開当初の95から、約1年半で3,812まで⋯およそ40倍に伸びました。

鮮度が重視される情報を、戦略的に更新し続けた結果です。

ただし、これは改善の領域

つまり、集客が目的なら定期更新は効きます。

ただし注意してほしいのは、これは「なんとなくのブログ更新」ではないということです。

どのページを、どんな狙いで、どの頻度で更新するかを設計したうえでの更新です。

この域になると、もう単なる更新ではなく改善の領域に入ります。

どのページが読まれ、どこで離脱しているかを見て、構成や導線を組み替えていく。

実際にサイト構成を見直してアクセスが伸びた例は『サイト構成を変えただけでアクセス数が3倍になった』に、どこから手をつけるかは『中小企業のホームページ、最初に直すべき3箇所』にまとめています。

片手間では回らない。だから選択肢は分かれる

正直に言うと、これを片手間でやり切るのは難しいです。

本業を持つ経営者や、Web専任でない担当者が、分析と改善を回し続けるのは相当な負担になります。

だから、ここは選択肢が分かれます。

  • 本気で改善に取り組む:更新+改善を両輪で回す。相応の時間か、外部の力が要ります
  • 改善に手が回らないなら、広告で回す道もある:時間を買う代わりに費用がかかります

意外に思うかもしれませんが、「サイトをコツコツ改善する時間はないが、申込みは欲しい」という会社にとって、少額の広告は現実的な選択肢です。

SEOでの集客が実を結ぶには時間がかかりますが、広告は今日から流入を作れます。

中小企業でも『Google広告は月5万円以下でも申込みが取れる|少額予算の始め方』で書いたとおり、少額から始められます。

もちろん費用はかかるので、『Google広告の費用は中小企業なら月3万円から』で相場を確認したうえで、改善に自分の時間をかけるのか、広告にお金をかけるのかを天秤にかけてください。

どのルートでも、層2だけは必須

ただし⋯どのルートを選ぶにしても、層2(古い情報の修正)だけは共通の必須条件です。

せっかく広告や更新でアクセスを集めても、着地したページの情報が古ければ、そこでお客さんを逃します。

受け皿が壊れたまま集客するのが、一番もったいないのです。

結局、あなたはどうすればいい?目的別の早見

ここまでを、目的別に整理します。

自分がどれに当てはまるかで、やることを決めてください。

  • 「サイトは名刺代わり。安心感があればいい」 → 層1を月1回+層2を四半期に1回点検。これで十分です。それ以上は頑張らなくていい
  • 「アクセス・申込みを本気で増やしたい」 → 層3が必要。狙いを設計した更新+改善(構成・導線)を回す。定期更新はここで集客の武器になる
  • 「改善に手は回らないが、申込みは欲しい」 → 広告で回す道を検討。ただし層2の受け皿だけは必ず整える

「やりたくない」を前提にした、最小の運用

最後に、「それでも自分で全部やるのはしんどい」という方へ。

丸ごと保守契約を結ぶか、全部自分でやるか⋯。

その二択だと思っていませんか。

実際には、その中間があります。

  • 層1(安心感):月1回、5分の短いお知らせ。自分でできる範囲です
  • 層2(お客さんを逃さない):四半期に1回、上のチェック項目を見るだけ。直すのが不安なら、その箇所だけスポットで依頼すればいい
  • 層3(改善・集客):目的がここにあるときだけ。自分で回すか、外部に任せるか、広告に振るかを選ぶ

「毎月お任せの保守契約」も「全部自分で」も、どちらも必須ではありません。

目的に合わせて、必要な部分だけ手を打つ。

それが一番ムダのない運用です。

まとめ

ホームページの更新は、「大事かどうか」ではなく「何のためにやるか」で答えが変わります。

安心感が目的なら月1で十分、罪悪感はいりません。

放置するとお客さんを逃す古い情報だけは、必ず直す。

そして本気で申込みを増やしたいなら、定期更新は集客の武器になり、そこには改善や広告という選択肢も絡んできます。


とはいえ、「自分のサイトが今どの状態で、どこに手を打つべきか」を一人で見極めるのは難しいものです。

安心感で足りるのか、それとも集客のフェーズに来ているのか⋯。

判断がつかないまま、なんとなく罪悪感だけを抱えている中小企業の方は少なくありません。

もし自社の状況を一度整理したいと感じたら、SALUTAMの問い合わせフォーム からお気軽にご相談ください。

7社の運用で見てきた視点で、あなたの会社が今やるべきことと、やらなくていいことを一緒に切り分けます。

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