中小企業がロングテールキーワードを選ぶ方法|大手に勝てるキーワードの見つけ方と実例

ロングテールキーワードを積み上げたら流入が40倍になった
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「SEO対策をしているのに検索から人が来ない」

こういう相談を受けたとき、まず確認するのがキーワード選び方です。

どれだけ良い記事を書いても、キーワードの選び方が間違っていると検索から人は来ません。

中小企業のSEOで特に重要なのが、ロングテールキーワードという考え方です。

この記事では、ロングテールキーワードの基礎知識から実際の選定方法・成果が出た実例まで解説します。

目次

ロングテールキーワードとは

ロングテールキーワードとは、複数の単語を組み合わせた、検索ボリュームが小さいキーワードのことです。

種類
ビッグワード整体 / 英語教室 / ガンプラ 買取
ロングテールキーワード千葉市 整体 肩こり 30代 / 子供 英語教室 千葉 週1回 / HG ガンプラ 限定 買取 宅配

ビッグワードと比べると、ロングテールキーワードには以下の特徴があります。

項目ビッグワードロングテールキーワード
検索ボリューム大きい小さい
競合の強さ強い(大手が上位)弱い(勝ちやすい)
上位表示の難易度高い低い
検索ユーザーの意図曖昧明確
CVR(申し込み率)低い高い

「整体」で検索している人は整体について調べているだけかもしれません。

「千葉市 整体 肩こり 予約」で検索している人は、今すぐ予約したいという明確な意図があります。

意図が明確なユーザーほど申し込みにつながりやすいです。

なぜ中小企業はロングテールを狙うべきか

理由はシンプルです。

大手には勝てないからです。

資金力・ドメインパワー・コンテンツ量、どれをとっても大手には勝てません。

「整体」「英語教室」といったビッグワードの上位には、全国展開している大手チェーンや専門メディアが並んでいます。

ただし「千葉市 整体 肩こり」のようなキーワードは、大手がわざわざ本気で狙うキーワードではありません。

そこに入り込む余地があります。

また、ロングテールキーワードで上位表示を積み重ねることで、サイト全体のSEO評価が上がり、やがてビッグワードでも上位表示できるようになります。

最初からビッグワードを狙うより、ロングテールから積み上げる方が中小企業には現実的な戦略です。

狙えるキーワードと狙えないキーワードの見分け方

キーワードを見つけた後に、必ず確認してほしいことがあります。

「そのキーワードで実際に上位表示できるか」です。

検索ボリュームは月1,000以下を目安にする

月間1,000回以下の検索ボリュームであれば、ロングテールキーワードとして狙いやすいです。

月間1万回以上のビッグワードは、競合が強すぎて中小企業が入り込む余地はほぼありません。

上位5件の競合サイトを確認する

検索ボリュームが小さくても、上位に強い競合が揃っていれば勝てません。

実際にそのキーワードで検索して、上位5件に何が並んでいるかを確認してください。

勝てる可能性がある状態

  • 個人ブログや中小企業のサイトが上位に入っている
  • 記事の内容が古い、または薄い
  • 地域系キーワードで大手の全国対応ページが上位にある

避けた方がいい状態

  • ferret・SEOHACKS・Web幹事など大手SEOメディアが上位を独占している
  • Googleの公式ヘルプや大手ツール企業のページが並んでいる
  • 上位5件がすべて大手企業・メディアで統一されている

この確認を省くと、どれだけ良い記事を書いても上位表示できないキーワードに時間を費やすことになります。

キーワードの探し方・3つの手順

STEP1:ラッコキーワードでサジェストを一括取得する

ラッコキーワードでサジェストを一括取得した例

Googleの検索窓にキーワードを入力すると、関連するキーワードが自動表示されます(サジェスト機能)。

ただし、一つずつ手で確認するのは非効率です。

ラッコキーワードを使うと、Googleサジェストを一括で取得できます。

無料で使えて、候補を効率よく洗い出すのに便利です。

「整体 千葉」と入力すれば「整体 千葉 安い」「整体 千葉市 予約なし」などの候補が一覧で出てきます。

この中から、自社のサービスと関連するキーワードをリストアップします。

STEP2:aramakijake.jpで検索ボリュームを確認する

aramakijake.jpで月間検索数を確認した例

リストアップしたキーワードをaramakijake.jpに入力して、月間検索数を確認します。

Google広告を出稿していなくても具体的な数値が表示されるので、手軽に使えます。

月間1,000以下であればロングテールキーワードとして狙いやすいです。

数値が出たら、前述の「上位5件の競合確認」と合わせて判断してください。

STEP3:Search Consoleで「すでに流入しているキーワード」から逆算する

Search Consoleのクエリタブで流入キーワードを確認する

すでにサイトを運営している場合は、Search Consoleが最も有効なキーワード探しのツールです。

左メニューの「検索パフォーマンス」を開き、「クエリ」タブを確認します。

表示回数はあるのにクリック数がゼロ、または順位が20位以下になっているキーワードが狙い目です。

Googleにすでに認識されているキーワードなので、記事を強化することで比較的早く順位が上がる可能性があります。

「表示回数が多いのに順位が低いキーワード」を優先的にリライト・強化していくのが効率的です。

実際にロングテールで成果が出た事例

ガンプラ買取サイトの事例

「ガンプラ 買取」というビッグワードで1位を獲得したサイトですが、最初からビッグワードだけを狙っていたわけではありません。

HG・HG限定・MG・MG限定・RG・RG限定・PG限定・SD限定など、種類ごとに個別の買取表ページを作りました。

「HG ガンプラ 買取」「MG 限定 買取」「RG 買取 宅配」といったロングテールキーワードに対応したページを積み重ねることで、サイト全体のSEO評価が上がっていきました。

ロングテールキーワードへの対応を続けた結果、オーガニック流入は月95から月3,812まで増加。

最終的に「ガンプラ 買取」というビッグワードでも1位を獲得しています。

ガジェットメディアの事例

キーボード・マウス・ガジェット周辺機器に特化したメディアで、ロングテールキーワードを中心に記事を積み上げました。

「メカニカルキーボード 薄型」「ゲーミングキーボード ピンク」「キーボード チャタリング」など、検索ボリュームは小さくても目的が明確なキーワードに絞った記事を継続的に投稿。

2020年12月の6,742PVから2022年6月には313,695PVまで、約1年半で約46倍に成長しました。

まとめ

ロングテールキーワードの選び方を整理すると、やることは3つです。

  1. ラッコキーワードでサジェストを一括取得してキーワード候補を洗い出す
  2. aramakijake.jpで検索ボリュームを確認し、月1,000以下を目安に絞る
  3. 実際にそのキーワードで検索して上位5件の競合を確認する

すでにサイトを運営している場合は、Search Consoleで「表示回数はあるのに順位が低いキーワード」を優先的に強化していくのが最も効率的です。


キーワード選定や記事の強化についてご相談があれば、お気軽にご連絡ください。

実際のSearch Consoleのデータを見ながら、どのキーワードから手をつけるべきかをお伝えします。

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