LP改善でCVRを上げる方法|広告と並行して続けるべき5つのポイント

「広告を出しているのに申し込みが増えない」
こういう相談を受けたとき、まず確認するのはLPです。
広告のクリック数が増えても、LPが整っていなければ申し込みにはつながりません。
広告費を上げる前に、まずLPを直す。
これが費用対効果を高める上で最も重要な考え方です。
この記事では、CVRを上げるためのLP改善ポイントを、実際の改善事例を交えながら解説します。
広告とLP改善をセットで考える理由

広告とLP改善は切り離せません。
理由はCPAの計算をすると明確になります。
たとえば月5万円の広告費でCVRが1%の場合、100クリックで1件の申し込みです。
CPAは5,000円になります。
同じ広告費でCVRを2%に改善できれば、100クリックで2件の申し込みになります。
CPAは2,500円に下がります。
広告費を変えずに成果が2倍になる。
LP改善はそれだけインパクトがあります。
逆に言うと、CVRが低いままで広告費を増やしても、無駄なコストが膨らむだけです。
LP改善の前提:目的をひとつに絞る

LP改善に取り組む前に、まず確認すべきことがあります。
「このページの目的はひとつに絞れているか」です。
求人・申し込み・お問い合わせ・会社紹介……
複数の目的を1つのページで達成しようとしているサイトはCVRが低くなりがちです。
中小企業のサイトにこのパターンが多く見られます。
ユーザーは何をすればいいかわからなくなり、結果として何もせずに離脱します。
求人なら求人だけ、申し込みなら申し込みだけを取りに行く構成にする。
これだけでCVRが大きく変わります。LP改善の細かいポイントに入る前に、まずこの前提を確認してください。
ファーストビューの改善


ファーストビューとは、ページを開いたときに最初に見える領域のことです。
スクロールしなくても見える部分です。
ユーザーはファーストビューを見て、3秒以内に「このページを読み続けるかどうか」を判断します。
ここで離脱されると、どれだけ良いコンテンツがその下にあっても意味がありません。
ファーストビューで伝えるべきことは3つです。
- 何のサービスか:一目でわかるキャッチコピーと説明
- 誰のためのサービスか:ターゲットが自分ごととして読めるか
- どんないいことがあるか:申し込むことで得られるベネフィット
「会社名+ロゴ+きれいな写真」だけのファーストビューはよく見かけますが、ユーザーへのメッセージが何もありません。
サービスの内容とベネフィットを明確に伝えることが最優先です。
CTAボタンの位置・文言


CTA(Call To Action)とは、ユーザーに次の行動を促すボタンや導線のことです。
「お問い合わせはこちら」「申し込む」などがこれにあたります。
位置
CTAボタンはファーストビュー内に必ず入れてください。
スクロールしないと申し込みボタンが見つからないLPは、CVRが低くなります。
また、ページの途中・末尾にも繰り返し設置することで、どこで読むのをやめても申し込める導線を作ります。
理想はどのタイミングでも申込みに行けるように導線を作っておくことです。
文言
「お問い合わせはこちら」は弱いです。
ユーザーにとって「お問い合わせ」はハードルが高く感じられます。
より具体的な文言に変えるだけでCVRが上がります。
- 「無料で相談する」
- 「まずは話を聞いてみる」
- 「無料査定を依頼する」
「無料」「まず」「試しに」といった言葉を入れることで、申し込みのハードルを下げることができます。
信頼要素の入れ方

ユーザーが申し込みボタンを押せない理由のひとつは「信頼できるかどうかわからない」ことです。
特に初めて訪れたサイトでは、信頼の担保がないと行動につながりません。
LPに入れるべき信頼要素は主に3つです。
実績・数字
「累計〇〇件」「〇〇年の実績」「顧客満足度〇〇%」など、具体的な数字は信頼感を高めます。
数字がない抽象的な「多くのお客様に選ばれています」という表現より、具体的な数字の方が説得力があります。
顔写真・担当者紹介
顔の見えない相手にお金を払うのは不安です。
担当者の顔写真と名前を載せるだけで、申し込みのハードルが下がります。
実際にガンプラ買取サイトのLPで担当者の顔写真と名前を掲載したところ、申し込みのハードルが下がり成果につながりました。
詳しくは「ガンプラ買取サイトをゼロから作ってGoogle1位を獲得した事例」をご覧ください。
お客様の声・事例
実際に利用した人の声は、どんなコピーより説得力があります。
可能であれば顔写真付きで掲載するとより効果的です。
スマホ対応


現在、Webサイトへのアクセスの7割以上はスマホからです。
スマホで見たときに崩れているLP、文字が小さすぎるLP、ボタンが押しにくいLPは、CVRが大きく下がります。
確認すべきポイントはこの3つです。
- スマホで表示したときにレイアウトが崩れていないか
- 文字サイズが小さすぎて読みにくくないか
- CTAボタンが指で押しやすいサイズになっているか
Googleのサーチコンソールや、Chromeのデベロッパーツールを使えばスマホ表示を簡単に確認できます。
実際のCVR改善事例

実際に取り組んだCVR改善の事例を紹介します。
あるクライアントのサイトで、アクセス数は増えているのに申し込み件数が伸びないという状況がありました。
CVRを確認すると0.9%でした。
原因を分析したところ、複数のサービスページへの導線が混在していて、ユーザーが何をすべきかわからない構成になっていました。
また、申し込みにつながらない記事が大量にあり、サイト全体のCVRを下げていました。
行った対処はシンプルです。
申し込みにつながらないコンテンツを削除し、ページの目的を申し込みに一本化しました。
結果、CVRは0.9%から3.1%に改善。月間申し込み件数は120件から216件に増えました。
派手な改修は何もしていません。
「目的をひとつに絞る」というLP改善の前提を徹底しただけです。
この事例の詳細は「CVR0.9%→3.1%に改善した事例」で紹介しています。
広告費ゼロで月300件を達成した事例

LPを改善することで、広告を使わなくても申し込み・お問い合わせが取れる状態になることがあります。
実際に相談を受けて対応した案件では、LP改善とSEO対策を組み合わせることで、広告費ゼロで月間300件の申し込みを達成しました。
CVRの改善はそれだけ効果が大きいです。
ただし、社内の体制が整っていて申し込みをさらに増やしたい場合は、広告を出すことでより大きな成果を狙えます。
この案件で300件に抑えていたのは、それ以上の申し込みに対応できる体制が当時のクライアント側になかったからです。
集客の器と受け入れ体制はセットで考える必要があります。
実際に行ったことは「【リサイクル業種】宅配買取の申込件数を増やす|月20件→月300件まで増加」で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
まとめ
LP改善でCVRを上げるためのポイントをまとめます。
- 広告費を上げる前にLPのCVRを改善する
- ページの目的をひとつに絞る
- ファーストビューで「何を・誰に・どんなベネフィットを」伝えるかを明確にする
- CTAボタンは複数箇所に設置し、文言は具体的にする
- 実績・顔写真・お客様の声で信頼を担保する
- スマホ表示を必ず確認する
LP改善は一度やって終わりではありません。
広告のデータを見ながら仮説を立て、改善を繰り返し続けることが重要です。
Google広告の運用方法については、以下の記事も参考にしてください。
Google広告の運用やLP改善について相談したい方は、お気軽にご連絡ください。
現状をヒアリングした上で、改善の優先順位をお伝えします。
